日本工業大学の取り組み4部会の取り組み
環境教育検討部会
環境特別講演会
2023年度
⽇付:2023年12月23日(土)
演題:ガラクタこそ新発想のもと~フラクタル日除け裏話~
講師:静岡県立大学副学長 酒井敏教授
場所:5号館104教室
参加者:対面参加 約40名、リモート参加 約70名
環境コミュニケーション
環境コミュニケーションは、工場の化学物質の管理等に関する県民・企業・行政による意見交換をする場として行うもので、ここ数年は本学を会場として開催しています。この事業は応用化学科の授業の一コマとして学生が参加しており、卒業後社会人に必要な化学物質管理の基礎知識を学ぶ他、各企業の環境活動における化学物質管理を中心とした改善事例紹介などを受講しています。
環境部 大気環境課 化学物質担当
環境活動優秀賞
日本工業大学環境推進委員会では、2017年度より環境活動優秀賞制度を設け候補者の推薦を募集し、環境推進活動に関して優れた学生を表彰するとともに、それらを広く公開することにより(HP・日工大通信・エコロジープレス等)、学生の環境推進活動、ひいてはNIT-EMS活動の発展を促すことを目的としています。
2019年度
日時:2020年3月12日
受賞者:学生環境推進委員会
実績:リサイクルショップ、子ども大学みやしろ・すぎと、利根川強化堤防森づくりボランティアなど、サステイナブルキャンパスを目指し、学生独自の活動を継続的に取組んだ結果、2019年度 彩の国埼玉環境大賞で「優秀賞」を受賞した事が高く評価されました。
2018年度
受賞者:建築学科4年 荒井 達喜 君
実績:2015年度学生環境推進委員会「副委員長」就任、2017年度佐野市総合計画策定まちづくり会議委員に就任、2018年度猪鹿鳥獣共生ネット役員入会
日本工業大学「環境分野研究奨励助成金制度」採択
研究名「本館-14号館間にある池の景観改善に関する研究」
2017年度
受賞者:情報工学科4年 鈴木 清太郎君
実績:公益社団法人「電気化学会 化学センサ研究会」
2017年研究発表会「ホウ素ドーブダイヤモンド微粒子を用いたフレキシブル導電材料の植物生体 電位センサへの応用」共同研究
http://chemsens.electrochem.jp/
http://chemsens.electrochem.jp/journal/2017/
2017a.html(No.26)
日本工業大学「環境分野研究奨励助成金制度」採択
研究名「ホコリセンサを用いた環境汚染物質濃度の可視化システムの開発」
NIT-EMSロゴマークの募集
◎テーマ
工学の視点から環境・共生社会を考える日本工業大学の環境推進活動 NIT-EMS( Nippon Institute ofTechnology Environmental Management System)に合致したもの。
◎応募件数
49件の応募(選考対象48件)
コンテストの対象は本学在学生、教職員、卒業生で、49件の応募がありました。厳正なる審査の結果、以下の通り受賞者が決定しました。最優秀賞の作品は印刷物やWEBサイトに表示されるなど、NIT-EMSの周知活動におけるシンボルとして活用されます。
■最優秀賞(賞金5万円・表彰状)
機械工学科3年 渡辺勝也(研究室:製品造形研究室)
優秀賞(賞金3万円・表彰状)
機械工学科3年 目黒壮一郎(研究室:人間中心設計研究室)
奨励賞(賞金1万円・表彰状)
機械工学科3年 鹿倉悠生(研究室:製品造形研究室)
機械工学科3年 浜崎拓人(研究室:人間中心設計研究室)
■佳作(表彰状)
機械工学科3年 渡邉康平(研究室:製品造形研究室)
建築学科卒業生 吉田未紗紀
機械工学科3年 浜崎拓人(研究室:人間中心設計研究室)
情報工学科3年 尾山博哉(研究室:計算知能システム研究室)
機械工学科3年 目黒壮一郎(研究室:人間中心設計研究室)
受賞した学生達
化学物質管理検討部会
化学物質・高圧ガス取扱い講習会
2023年度
2023年4月3日、5号館104教室を会場として「化学物質・高圧ガス取扱い教育」が行われました。受講対象者は、化学物質や高圧ガスを取扱う学生及び教職員です。特に今年度の高圧ガス講習では、一般的な高圧ガス取扱いの基礎知識に加え、キャンパス内に設置されている液体窒素タンク(CE)からの安全な取り出し作業に重点をおいた内容でした。
受講者(対面参加)
- 化学物質取扱い講習 137名
- 高圧ガス取扱い講習 138名
2022年度
2022年、化学物質管理検討部会が主催する「化学物質・高圧ガス取扱い教育」の講習がオンラインで行われました。昨年に引き続き本年度も新型コロナウイルス感染防止のため、Teamsでのビデオ視聴形式がとられ、期間は4/28~8/30の約4か月間設けられました。
受講者
- 化学物質取扱い講習 ビデオ講習151名
- 高圧ガス取扱い講習 ビデオ講習123名
2019年度 (対面での開催の様子)
学生環境推進連携部会
EMS推進協議会
2023年9月21日に第22回EMS推進協議会が開催されました。
この協議会は、学生環境推進委員会と成田学長をはじめとする環境推進委員会が一堂に会して本学の環境活動をより活性化するために行われるものです。例年通り、大学側と学生側が各々EMS・SDGs活動を報告しました。続いて、学生側から委員会メンバーがより一層積極的に活動を行なうための組織運営方法に対して、アドバイスを求めることやキャンパスライフで不便に感じた施設設備、大学ネットワークシステム環境等への要望など、本学の教育環境改善を含む意見交換が行われました。その後は、学内のレストランアルテリーベに場所を移し、ビュッフェスタイルの立食パーティーを開催し、学生と教職員の親睦を深めました。
資源・エネルギー使用管理部会
2022年度 省エネルギー活動
エネルギー使用量・CO₂排出量の推移
2022年度の活動は、脱炭素社会への貢献として、地球温暖化対策推進法及び省エネ法の値が以下の結果となり、どちらも達成しました。
■温対法:埼玉県条例のCO2排出量削減目標基準値7,450t-CO2/年(22%削減) 実績:4,837t-CO2/年(35.1%削減)
■省エネ法:目標値ベンチマーク指標0.555以下 実績:0.537
実施した省エネ施策は以下の通りです。
・耐震補強(8号館)及び女子ロッカー室リニューアル(W1棟)に伴う照明器具LED化
・空調機の高効率化よる電力削減 (E1棟:▲40%)
2023年度は、対面授業の完全復活や空調機の稼働率も上昇することで、更なるエネルギー使用量の増加が見込まれます。これを受け、大学では以下の省エネ改善を実施し、引き続き温対法と省エネ法の目標達成を目指していきます。
①全建物を対象に老朽化した照明器具のLED化推進
②老朽化した空調熱源機(吸収式冷凍機)やGHP空調機の更新に伴う高効率化
③2022年度更新完了の中央監視装置(BEMS)を駆使した運用改善
④PPA事業の導入検討
⑤創エネ設備の導入検討
⑥キャンパス内ゴミ箱の分別化見直しと減量化
エコキャンパスの中心となる多目的講義棟
埼玉キャンパスを「さらに一歩先のエコキャンパス」に向け、多目的講義棟では、環境的な11 の手法【11 のECO 手法】を採用しています。
ECO1~3 については、外構・屋上の植栽及び雨水配慮や外部からの環境負荷の軽減を図っています。
ECO4 ~ 9 については、冷暖房や室内外を通しての自然通風などを採用し環境負荷の軽減及びCO₂抑制を図っています。
ECO9 ~ 11 については、庇・ルーバー・ライトシェルフ・トップライトを用いることによって、太陽光の取り入れ又は、日射制御により自然環境に適応した施設としました。