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日本工業大学の取り組み社会・地域との連携

日本工業大学は1967(昭和42)年に宮代町に開学して以来、社会・地域連携活動を積極的に推進してきました。
ここでは、近年実施された連携事業を紹介します。

建築学部学生たちのビジネスプランの成果物が福島県楢葉町のインキュベーション施設で展示

福島県楢葉町では、2022年10月20日から11月9日までの間、上記学生チームが製作した模型を、町のインキュベーション施設・移住定住支援拠点である「CODOU(コドウ)」で展示し、町民向けの紹介イベントを行いました。
本学では、震災・原発被災からの復興を進める福島県楢葉町と連携し、様々な取り組みを行っています。
そのきっかけの一つになったのが、前年度に行った、本学建築学部の学生たちによるビジネスプランの実証活動でした。授業「起業とビジネスプラン」で考えたビジネスプランを、シェアハウスとして生まれ変わる楢葉町の「柏屋旅館」の在りし日の姿を、現地調査と関係者へのインタビューで20分の1サイズの建築模型として残しました。
この活動をベースとしたビジネスプラン「我が家の思い出アーカイビングサービス」は、2021年度の本学ビジネスプランコンテストでグランプリとなる学長賞を獲得した他、学外ビジネスプランコンテストであるキャンパスベンチャーグランプリでも特別賞となる「りそな銀行賞」を獲得する等、学内外で高い評価を得ました。
本学では今後も学生の自由な発想や積極的な活動を、地域の課題解決に結び付けていきたいと考えています。

栃木市「親子でサイエンススクールin日本工業大学」を開催

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2022年10月22日、栃木市「親子でサイエンススクールin日本工業大学」を開催しました。これは、栃木市から小学生親子が来学し、ものづくり体験や大学施設見学、研究室見学などを通して、子どもたちに科学技術に興味を持ってもらい、大学を知ってもらうためのイベントです。2020年、2021年は新型コロナウイルスの影響により、本学での開催は見送りとなったり中止を余儀なくされたりしていましたが、今年度は3年ぶりの本学開催となりました。当日は計47名の親子が参加。
午前中は、共通教育学群の狩野みか准教授、佐藤杉弥教授が講師となり、スチューデントラボでペットボトル浮沈子づくり体験と科学教室、お昼に学食を食べたあと、午後は工業技術博物館に移動しSL乗車体験、博物館見学を行いました。その後、ロボティクス学科の中里裕一教授・樋口勝教授・滝田謙介准教授の研究室で、次世代ロボットの見学や説明、見学、操作を体験したりすることで、大学の研究を実際に感じてもらいました。
 

久喜市との包括連携協定を締結

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2022年10月3日、本学と久喜市は包括連携協定を締結しました。当日は、久喜市役所市長応接室において協定締結式が実施され、本学からは学長、総務部長、地域連携センター長等が出席し、久喜市からは市長、副市長、総務部長、総務部副部長等が出席しました。
この協定は、本学と久喜市が相互に緊密な連携と協働を図ることにより、地域の課題に迅速かつ適切に対応し、活力ある個性豊かな地域社会の形成と発展に資することを目的としています。
今後は、包括連携協定に基づき、それぞれの持つ資源を有効に活用しながら、豊かな地域社会の形成と発展を目指し、協力して様々な事業や取組みを進めていく予定です。

埼玉県赤十字血液センターより感謝状の贈呈

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2022年9月5日(月)、埼玉県赤十字血液センター所長からの感謝状を中野道王学生支援部長に贈呈されました。
日本赤十字社では、継続的に献血に協力している方々への感謝の意を表するために、その功労に対して表彰を行っています。この感謝状贈呈は、本学学生および教職員の献血協力への謝意が込められたものになります。
献血は、学生本人および教職員の意思により実施しています。本学は、昨年度から年間4~5回のペースで献血会場となり、多くの学生および教職員が協力しています。

白岡市生涯学習センター〔こもれびの森〕との連携

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2022年度より、隣接する白岡市にある白岡市生涯学習センター〔こもれびの森〕と本学の連携による取り組みとして、本学LCセンターの正面入口付近に、白岡市生涯学習センターの資料を展示しています。
白岡市生涯学習センター〔こもれびの森〕は、図書館のほか、歴史資料館、生涯学習の3つの機能を備えており、市の生涯学習・地域コミュニティ・文化創造の拠点として、2018年10月に開館しました。とても魅力的な建物です。

情報メディア工学科の学生がすてっぷ宮代で「スマホ・パソコンなんでも相談会」を実施

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2022年5月9日より期間限定で、情報メディア工学科の学生が、すてっぷ宮代で「スマホ・パソコンなんでも相談会」を実施しました。この相談会は宮代町社会福祉協議会が主催で、本学と社会福祉協議会の連携のもと、定例的に開催しています。平日、1~4名の学生が対応し、スマホやパソコンの操作方法はもちろん、アプリの入れ方やチラシの作り方など、相談に応じました。利用された方々からも好評でした。
 

2022年 夏休み子供向け体験教室を実施

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夏休み期間中、小中高の児童・生徒とその保護者を対象とした、ものづくり体験教室が開催され、学部および共通教育学群の教員と学生が指導にあたりました。最新の科学技術や工業技術に興味と感動を体験することができるバラエティに富んだプログラムが用意され、参加した子供たちにとっては、大学キャンパスで大学教員から指導を受けられる貴重な機会となりました。

イベント名称 主な内容 実施日 参加数
化学・環境・バイオサイエンススクール 化学・環境・バイオに関する実験の体験 7/25(月) 21名
中学生科学教室 光の噴水をつくろう
~非接触給電と光ファイバー~
7/30(土) 31名
親子ものづくり教室
(2部制)
二足歩行ロボットの製作など
5テーマ
8/6(土) 52組104名 
関東地区リフレッシュ理科教室 理科工作と面白科学実験体験 8/6(土) 22組
ドローン体験教室
(春日部市放課後児童クラブ)
ドローンの操縦・プログラミング体験 8/17(水)
8/26(金)
191名 
科学実験教室
(春日部青年会議所)
科学実験体験とサイエンスショー見学、工作 8/27(土)
8/28(日)
30組 
サイエンスショー
(宮代町学童クラブ)
「飛ぶもの、浮くものの不思議」をテーマとした実験など 8/12(金)
8/16(火)
8/24(水)
100名 
サイエンスショー
(幸手市児童館)
「万華鏡と偏光万華鏡」の工作と科学実験体験 8/20(土) 5組
サイエンスショー
(幸手市中央公民館)
「LEDで光るコップ」の工作と光の実験と液体窒素の実験体験 8/22(月) 8組

埼玉県雇用対策協議会と就職協定を締結

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本学と埼玉県雇用対策協議会(渡辺伸治会長)は、2021年5月13日に就職協定を締結しました。急速に進みつつある産業構造の変革に対応し、地域社会へ貢献するための相互連携を図ることが目的です。このため「産官学」の連携として埼玉県産業労働部、雇用労働局(官)も交えた場で成田健一学長(学)と渡辺伸治会長(産)が調印式を行いました。
その後、埼玉県庁内の県政記者クラブにおいて報道関係者に対して今回の就職協定の目的、今後の期待される取り組み等について会見を行い、日本経済新聞、朝日新聞、産経新聞、埼玉新聞、日刊工業新聞の5社から取材を受けました。各新聞社からは期待される効果、具体的な取り組み方法、本学学生の埼玉県内の企業への就職状況等についての質問があり、本学卒業生の特質や就職状況についてPRすることもできました。
中堅・中小企業の技術者に対するITに関する再教育の場の提供、インターンシップの受け入れ先といったgive and takeの関係構築が期待されます。

幸手市と包括的連携協定 協働で地域づくりを推進

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2016年(平成28年)3月17日、本学と埼玉県幸手市は包括的な連携協定を結んだ。目的は地域の人材や資源を活かし協働によるまちづくり、地域づくりの推進を進めるとともに、地域振興の充実を図ることにあります。
主な取り組みの例として①日光街道幸手宿まちなか回遊観光推進事業への参画がある。これは年間を通じて人気の高い県営権現堂公園の観光客を、まちなか【幸手宿】に回遊し、中心市街地の活性化を目指す事業に、本学が参画し、まちなかの魅力を再発見するPRの手法等の検証に取り組むものです。
更に②公共施設アセットマネジメントへの参画がある。幸手市は公共施設の総合的かつ計画的な管理を推進することを目的として、平成28年度中に公共施設等総合管理計画を策定しました。本学は老朽化した幸手市役所本庁舎の耐震化に向けた助言・提言も行う予定だ。この他本学生の幸手市役所へのインターンシップの受け入れなども計画されています。
調印式は本学で行われ、成田健一学長と渡辺邦夫市長がそれぞれ協定書に署名し協定が締結されました。今後の展開が期待されます。

杉戸町との包括協定を締結

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2015(平成27)年4月16日(木)、本学と杉戸町との間で、「杉戸町と日本工業大学との連携に関する協定書(包括協定)」が締結されました。 この協定は、生活圏である本学と杉戸町との密接な連携により、杉戸町の地域課題に迅速かつ適切に対応し、更なる魅力あふれる地域の創生を目指し、活力のある成長するまちづくりの発展に寄与することを目的としています。
また、平成28年に開宿400周年を迎える杉戸宿の魅力を活用した賑わいづくりのほか、健康、子育て、環境、教育をはじめ様々な分野で、人的・知的資源の交流・活用を図ることが期待されています。

春日部市との包括協定を締結

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協定書を交わす柳澤学長(左)と石川市長

2010(平成22)年2月12日(金)、本学と春日部市との間で、「春日部市と日本工業大学との連携に関する協定書(包括協定)」が締結されました。両者が密接に連携・協力し、工学技術を生かして地域の課題に迅速かつ適切に対応、活力ある個性豊かな地域社会の形成と発展に寄与することを目的としています。具体的には建築・都市のデザイン、都市・住環境の向上、生涯学習の推進などで連携します。

宮代町と包括協定を締結、活力あるまちづくりで恊働

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調印後記念撮影

2008(平成20)年11月25日、本学と宮代町との間で、活力ある個性豊かなまちづくりの発展に寄与することを目的に「宮代町と日本工業大学との連携に関する協定(包括協定)」が締結されました。当日は、宮代町から榊原町長、桐川教育長、矢嶋副町長等が本学に来学し、本学からは柳澤学長、原副学長、梅崎学生支援部長、藤田総務部長等が出席した。調印式では、学長、町長の挨拶に続き、握手とともに協定書が交換されました。
これまで、本学と宮代町との間では、町の各種委員会の委員として本学教職員が委嘱されているほか、学友会館等、本学施設の町民への開放、さらには、2008年4月の「災害時における相互協力に関する協定書」締結など、数々の協力が図られてきました。しかしながらこれらの連携は担当者レベルでの協力関係であった面も否めないが、このたびの包括協定締結により、組織相互の協力関係が構築されます。今後は両組織の幹部による「連絡推進会議」を新設し、具体的な検討を図っていきます。

宮代町との協定「災害時における相互協力に関する協定」を締結

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協定書をかわす榊原町長と大川理事長(右)

2008(平成20)年4月4日、本学と本学の所在する宮代町との間で「災害時における相互協力に関する協定」を締結しました。当日は、宮代町役場において本学大川陽康理事長、宮代町榊原一雄町長が出席し、協定書に署名しました。この協定締結により、万一甚大な災害が発生した場合には、本学キャンパスを避難場所として提供することはもとより、学生等による積極的なボランティア活動が行われること等も期待されています。

*以下は参考データとなります。

2016
(H28)
3月17日 幸手市と包括連携協定
(日工大通信201号4面)
2015
(H27)
4月16日 杉戸町と包括連携協定
(日工大通信195号1面)
2010
(H22)
2月12日 春日部市と包括協定締結
(日工大通信166号2面)
2008
(H20)
11月25日 宮代町と包括協定締結
(日工大通信156号4面)
2008
(H20)
4月4日 宮代町と「災害時における相互協力に関する協定」を締結
(日工大通信153号4面)
2007
(H19)
12月25日 「大学によるリカレント教育」共同実施、埼玉県と協定書締結
(日工大通信151号4面)  
2006
(H18)
10月27日 「きらりびとみやしろ」と相互支援協定を締結
(日工大通信143号3面)