那須秀行|教員紹介|実工学教育の日本工業大学

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建築学部建築学科 建築コース

教授/那須秀行 [木質構造]

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プロフィール

1965年4月生まれ、博士(工学)、一級建築士
明治大学大学院 理工学研究科 建築学専攻 博士課程 修了
旭化成工業、住友林業にて主に木質構造の研究開発を実施
スウェーデン王立SP技術研究所でプロジェクトリーダー(現地駐在)を経て現職
東京工業大学非常勤講師、ウィーン工科大学客員講師、東京理科大学非常勤講師等
趣味:競技スキー(体育会スキー部顧問)

研究者情報(外部サイトresearchmap)

研究室紹介 もっと詳しく
紹介動画①紹介動画②

専門

木質構造

研究テーマ

木造によるスケルトン躯体や中高層建築、制震耐力壁による損傷抑制など、新しい木造・木質構造の可能性を広げる研究

社会的活動

・日本大使館 ・ウィーン工科大学共催 日墺交流140周年記念会議 講演(2009年9月)
・スウェーデン建築家協会主催講演会 講演(2009年9月)
・日欧建築木材専門家会議(2007年)
・日本建築学会 木質構造教育プログラム策定小委員会 幹事(2004年~2009年)
・日本建築学会 木質構造接合部規準改定小委員会 委員(2002年~2004年)
・国交省建築研究所 木材の利用促進に資する中層・大規模木造建築物の設計・評価法の開発試設計WG 委員(2011年~2014年)
・日本木材学会 男女共同参画委員会 委員(2011年~2013年)
・日本建築学会 大規模木質構造小委員会 委員(2012年~2015年)
・日本CLT協会他 CLT関連委員会 委員(2011年~2016年)
・国交省コンソーシアム外乱影響による構造射体安全性評価手法の調査委員会 委員(2016年~2017年)
・スウェーデン政府(在日スウェーデン大使館 科学・イノベーション部)への木造建築に関する学識協力(2017年)
・ICTB(International Conference on Timber Bridges)International Scientific Committee(2016年~現在)
・木質構造研究会 理事(2016年~現在)

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メッセージ

木材は再生可能な資源であると同時に大気中のCO2を吸収し固着しておくことができます。その固形物である木質材料は軽くて強い(比強度が高い)優れた構造材料でもあります。自然素材ゆえにうまく使うためのアイデアにも広がりがあります。最新技術に目を向けつつ国内や北欧スウェーデンとの共同研究も行いながら、木造によるスケルトン躯体や中高層建築、制震耐力壁による損傷抑制など、新しい木造・木質構造の可能性を広げるべく、実践的な研究開発をしています。

研究概要

大径のスクリューボルトを用いた高耐力な木質構造の開発、クロスラミネーテッドティンバーの活用に資する研究開発、中高層木造建築、木造制震耐力壁