橋浦弘明|教員紹介|実工学教育の日本工業大学

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先進工学部 データサイエンス学科

准教授/橋浦弘明 [知能ソフトウェア工学]

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プロフィール

昭和54年6月生まれ 博士(工学)
平成20年9月芝浦工業大学大学院工学研究科博士(後期)課程機能制御システム専攻修了
(株)野村総合研究所 / 上山日通販売(株) / 東京工業大学非常勤講師 / 芝浦工業大学大学院工学研究科ポストドクトラルフェロー / 東洋大学総合情報学部助教 等を歴任

研究者情報(外部サイトresearchmap)

研究室紹介紹介動画

専門

ソフトウェア工学、ソフトウェア工学教育、ソフトウェア設計

研究テーマ

ソフトウェア工学技術を用いたプロジェクトベースドラーニング
ソフトウェア設計・プログラミング支援環境

社会的活動

情報処理学会ソフトウェア工学研究運営委員 (平成24/4~現在)

メッセージ

情報処理技術は現代の工学のあらゆる分野の基礎として重要な位置を占めており、ソフトウェア開発の失敗やソフトウェアの欠陥が社会に及ぼす影響は年々大きくなってきています。ソフトウェア開発はプロジェクトを組んで行われるのが一般的です。プロジェクトとは、必要な人材、資材,費用などを確保するために、ある限られた期間だけ非定常的な組織を作って、非定常的な業務を行うものです。このためプロジェクトに定常業務で行われている仕事のやり方を流用したのでは十分に目的が達成できないことがあります。当研究室ではそのような社会の情勢やソフトウェア開発の特性を踏まえ、よりよいソフトウェア開発のあり方を考えていきます。

研究概要

ソフトウェアは人間が構築するという特性上、開発工程において様々な欠陥がソフトウェアが入り込むことが避けられません。ソフトウェア工学ではそのような欠陥を除去するための技術が日々提案・開発されています。本研究室ではプロジェクトマネジメント支援ツールを提案したり、開発の各工程の初期段階からソフトウェア工学的観点に則ってリアルタイムにソフトウェアの欠陥を検出し、その修正を支援する環境を構築したりすることを通じてソフトウェア開発を支援します。さらにPBLとしてそれらを実際に運用することにより、たくさんの人に分かりやすくソフトウェア工学の技術を習得をしてもらうことを目指しています。