宇賀神守|教員紹介|実工学教育の日本工業大学

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基幹工学部 電気情報工学科
※2025年4月より、電気電子通信工学科から学科名称変更予定

教授/宇賀神守 [無線ハードウェア]

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プロフィール

昭和35年5月生まれ、工学博士
昭和60年3月 東京大学 大学院 工学系研究科修士課程修了
平成24年3月までNTT先端技術総合研究所 勤務

研究者情報(外部サイトresearchmap)

研究室紹介紹介動画

専門

RF回路、アナログ集積回路、超低電力動作アナログ回路

研究テーマ

高性能・低コスト無線アナログ回路、無線変復調回路構成法

社会的活動

VLSI Symposium on Circuits Program Committee Member(平成14年8月〜19年7月)
電子情報通信学会 英文論文誌C アナログ特集号 編集委員(平成17年6月〜23年5月)
電気学会 電子回路研究会 専門委員(平成19年4月〜現在)
電子情報通信学会Electronics Express編集幹事(平成21年6月〜23年5月)
電子情報通信学会 編集顧問会 編集顧問(平成23年6月〜現在)

メッセージ

私たちが目や耳、鼻などの感覚器を通して外界から得ている情報はアナログ情報です。同様にして、皆さんが日頃使っているディジタル機器も外界との間で多くのアナログ信号を必ずやり取りしています。つまり、どんなにディジタル技術が進んでも、アナログ信号処理およびアナログ回路の必要性はなくなりません。むしろ機器性能が向上するに従って、アナログ回路の重要性は増しているといっても過言ではないでしょう。

研究概要

本研究室ではアナログ回路に関する研究を行います。無線に代表される高周波応用や自然エネルギーを利用する超低電力応用について、最適な回路構成および回路実装の研究を進める。局所的な最適化に留まらず、機器システム全体を俯瞰した回路アーキテクチャの提案および実装を実現するため、回路だけでなく半導体デバイスや機器スペックまで踏み込んで総合的に検討を行います。全く新しい分野へのアナログ回路の応用にも取り組んでいきたいと思います。