梅谷篤史|教員紹介|実工学教育の日本工業大学

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共通教育学群

准教授/梅谷篤史 [理論核物理]

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プロフィール

1977年2月生まれ、博士(理学)
2004年3月 東京工業大学 大学院理工学研究科博士課程修了
東京工業大学 研究支援者(2004.03〜2004.07)
東京工業大学 技術補佐員(2004.08〜2007.03)
大阪電気通信大学 学術研究員(2007.04〜2009.02)
理化学研究所 協力研究員(2009.03〜2011.03)
趣味:剣道四段

研究者情報(外部サイトresearchmap)

研究室紹介

専門

原子核構造(理論)、物理教育

研究テーマ

中性子過剰ハイパー核の構造研究、教育現場に対する理科実験支援活動

社会的活動

日本物理学会 会員、応用物理学会分科会 応用物理教育A会員

メッセージ

夢やアイディアを実現するためには、それ相応の知識と技術が必要です。知識は基礎的なものから専門的なものまで多岐に渡りますし、技術には実際に「もの」を加工するといった手を使うものや、計算技術といった頭を使うものもあります。これらを駆使して初めて自分のアイディアを実現できると思います。工学部における「物理学」は知識・技術ともに基礎的な部分に位置しています。これから自分の思い描いた「もの」を形にするにあたり、その第一歩の知識・技術の習得のつもりで物理学の授業を受けていただければ嬉しいです。

研究概要

世の中の物質を構成する原子は、その中心に正の電荷をもつ原子核があり、そのまわりを電子がまわっているという構造を持ちます。さらに原子核は内部構造をもち、複数の「陽子」、「中性子」と呼ばれる粒子から構成されています。原子核には様々な種類があることが知られていますが、これらの構造や構造を支配する力(核力)はまだ完全には解明されていません。当研究室では、原子核の構造を解明すべく、数値計算の手法を駆使した研究を行っています。