工藤 瑠美|教員紹介|実工学教育の日本工業大学

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建築学部建築学科 生活環境デザインコース

准教授/工藤瑠美 [仕上材料・人間工学]

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プロフィール

工学(博士)
平成21年3月 東北工業大学大学院 工学系研究科博士後期課程修了
奈良女子大学 生活環境学部 住環境学科 講師を経て現職

研究者情報(外部サイトresearchmap)

研究室紹介 紹介動画

専門

建築部位・部材の性能評価

研究テーマ

摩耗による床の耐用期間の予測方法の設定
素足のすべりの測定・評価方法の設定
動作支援からみた手すりの評価方法の設定

社会的活動

日本建築学会床工事WG委員(平成21年4月~至現在)

メッセージ

建築には様々な材料が使用されていますが、これらの材料はそれぞれ異なった特徴や性質があります。生活空間を構成する床や壁などの建築部位・部材には、どのような仕上材料が適しているか、人間工学の観点から安全性や快適性に関する性能評価方法の研究に取り組んでいます。

研究概要

・摩耗による床のすべりの変化の推定方法に関する研究
実際の歩行実験の摩耗による床のすべりの変化を速やかに再現できるすべり変化用床の摩耗試験機を開発し、すべりからみた床の耐用期間の予測方法を確立する。

・動作支援からみた手すりの評価方法に関する研究
手すりをつかんだ際、表面がすべりやすかったり、手すりの断面形状・寸法の影響でつかみにくかったりすると、動作中に手がずれてしまい、動作支援に支障きたすことから、動作支援からみた手すりの接触抵抗の評価方法を提示する。

研究教育設備

  • 〇携帯型床のすべり試験機 (ONO・PPSM)
    〇すべり変化用床の摩耗試験機