古閑伸裕|教員紹介|実工学教育の日本工業大学

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基幹工学部 機械工学科

教授/古閑伸裕 [塑性加工]

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プロフィール

1955年4月26日生まれ
1994年  博士(工学)
趣味:月1ゴルフ

研究室紹介

専門

塑性加工

研究テーマ

せん断加工現象の解明とせん断不良の改善、高機能材料の精密せん断加工、箔材の精密せん断加工、CFRTPの精密せん断加工、高強度鋼板のプレス成形性に関する研究、PCDの金型工具への適用研究、表面処理工具による工具寿命向上に関する研究

受賞履歴

型技術協会技術賞、日本マグネシウム協会技術功労賞、天田金属加工機械技術振興財団助成研究優秀賞、日本塑性加工学会教育省、日本塑性加工学会天田賞、日本塑性加工学会フェロー

社会的活動

日本塑性加工学会正会員 / 軽金属学会正会員 / 日本マグネシウム協会正会員

メッセージ

鋼板や棒、パイプなどの素材製造から自動車や家電品を構成する多くの部品などを大量生産するプレス加工などを総称して塑性加工と言います。
すなわち、日本の経済を支えているものづくり産業にはなくてはならない加工技術がこの塑性加工です。 実践的技術者の育成を目指した教育が行われている日本工業大学では、開学と同時に塑性加工加工研究室が開設され、これまでに多くの卒業生を産業界へ送り出してきました。 現在も塑性加工研究室の実験室には、他大学には類を見ない多くのプレス機械や加工機械が整然と配置されており、これら機械を利用し、学部卒研生や大学院生が毎日それぞれの実験研究に取り組んでいます。

研究概要

大量生産される自動車や家電品を構成する部品は、その生産性や製品精度の向上に対し限りない要求があり、これに対応した研究は永遠に続くことが予想される。さらに近年では、前記要求に加え、環境改善、リサイクル性向上などの環境面を考慮した研究が望まれるようになってきた。古閑研究室(塑性加工研究室)では、このような多様化した要求に対応すべく、新たな加工法の開発研究やマグネシウムなどの環境対応型材料の加工法の開発など、様々な課題の研究を行っている。

研究教育設備

○300トン複動油圧プレス アミノ
○80トンハイドロメカプレス LETNHAAS
○75トンクランクプレス OKK
○60トン電動サーボプレス アマダ
○50トン油圧サーボプレス 日東造機
○32トントルクパックプレス アマダ
○30トン高速精密プレス 能率機械
○20トン複動油圧プレス アミノ
○自動万能薄板試験機 JTトーシ
○油圧式シヤー アマダ