中村一博|教員紹介|実工学教育の日本工業大学

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先進工学部 情報メディア工学科

准教授/中村一博 [論理設計検証]

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プロフィール

昭和49年生まれ、博士(工学)
平成13年3月 奈良先端科学技術大学院大学 情報科学研究科博士後期課程修了
名古屋大学情報メディア教育センター 助手/ 名古屋大学大学院情報科学研究科 助手・助教を経て現職
趣味:卓球、家電

研究者情報(外部サイトresearchmap)

研究室紹介

専門

論理設計検証、VLSIアーキテクチャ

研究テーマ

順序回路の形式的設計検証アルゴリズムの高速化に関する研究
認識処理の並列化に関する研究
認識処理回路のVLSIアーキテクチャ設計手法に関する研究

受賞履歴

SASIMI 2012 TPC member、第2回 LSI IP デザインアワード IP賞(平成12年5月)

メッセージ

2013年度からの新しい研究室です。ディジタル回路の設計と検証に関する研究を行います。
コンピュータを使って問題を解く際の方り方には、ソフトウェア化に適したやり方と、ディジタル回路・ハードウェア化に適したやり方があります。当研究室では、後者について、やり方を工夫し、ハードウェア化した際にできるだけ小面積、省電力かつ高速な専用回路となるやり方を考え出します。また、設計された回路に誤り・バグがないことを数学的に検証し保証する、回路の検証手法について、その効率化を目指します。
「今は役に立つかどうか分からなくても、人生の思いもよらない展開で、後々きっと役立つから、日々こつこつやるべし」をモットーに教育研究活動に取り組んでいます。ソフトウェア・ハードウェアの両方がわかる技術者になりたいという学生さんを歓迎します。

研究概要

中村研究室では、音声や画像などの認識処理を取り上げ、下記のような研究を進めています。
(1)各種の認識処理に適した専用回路のVLSIアーキテクチャの設計
(2)認識処理回路の設計技術の発展に貢献すべく、将来の認識処理回路のVLSIアーキテクチャ設計のあり方
また、回路の検証を、設計者の回路に関する知識を用いて、高速化する方法について検討を行っています。