日本工業大学 NIPPON INSTITUTE OF TECHNOLOGY

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工房教育

「特色ある大学教育支援プログラム」<文部科学省> に採択される

本学の「7つの工房によるカレッジマイスターの養成-体験的実工学教育-」が、文部科学省の「特色ある大学教育支援プログラム」に採択されました。
「特色ある大学教育支援プログラム」は、大学教育の改善に資する種々の取組のうち、特色ある優れたものを選定し、選定された事例を広く社会に情報提供するとともに、財政支援を行うことにより、国公私立大学を通じ、教育改善の取組について、各大学及び教員のインセンティブになるとともに、他大学の取組の参考になり、高等教育の活性化が促進されることを目的とするものです。

取組の概要

「7つの工房によるカレッジマイスターの養成-体験的実工学教育-」は、小型旋盤や茶室など具体的実物を長時間かけて完成させる体験学習と、その内容と対応する工学専門の講義科目を並行して学ぶデュアルシステムです。仮想体験(シミュレーション)ではない実際のものづくりを、企画から設計・製図、生産・施工まで一貫して体験する実工学教育であり、細分化した工学諸分野の知識・技術を統合する、生産現場が求める総合的な判断力も、ここで養われます。具体的目標への過程と達成感が、技術者としての問題解決能力の基礎となるばかりでなく、カレッジマイスターを目指す学生の存在が、全学生の学習意欲を高める牽引車となっています。
完成度の高い作品を仕上げるとともに、指定する専門の講義科目を履修し、専門知識と技能を身につけた学生には、「カレッジマイスター」の称号とメダルが与えられます。
現在は7つから11に工房が増え、幅広い選択肢の中から工房教育を選択することができます。

活躍する11の工房

エクセレント工房

機械加工工房

ミニ旋盤を、設計図作成から始め、部品の加工・制作、組立と一連のプロセスにより完成させます。このプログラムによって、設計から生産に至る生産ラインのすべてを学び、実践的な機械加工技術を習得することができます。

型技術工房

射出成形品をデザインし、部品図面作成、NCデータ入力、さらに金型を製作し、プラスチック製品を完成させます。設計から製品完成までの一貫した生産ラインを学び、実践的な金型技術を習得することができます。

フォーミュラ工房

エンジン技術を応用し、ミニフォーミュラーカーを企画、設計、製作します。製作した車両の性能評価も行います。ものづくりのプロセスを、一貫して経験し、技術者としての総合力を養うことができます。

モノ創りデザイン工房

機能性と性能に基づいたオリジナル製品を、外観の造形を含めてデザインします。機械式時計のテーマでは、歯車から制作することで、道具や加工機に習熟し、使用評価に基づいて機能と意匠を洗練し、モノ創りのセンスを磨きます。

ロボット創造工房

ロボットに触れることから始め、基礎技術や物理法則を学びながら、2足歩行ロボットを完成させます。ロボット技術の基礎となる、機構学・センサー工学・電動機制御・画像処理など、機械工学・電気電子工学・情報工学の多くの分野の専門技術を習得します。

マイクロ・ナノ工房

真空プロセス装置の組み立てや操作体験を通してマイクロ・ナノテクノロジーの基礎技術を学びます。最先端のマイクロ・ナノ加工や評価方法を、種々の技術体験を積むことで習得し、独自のマイクロ・ナノ作品の製作に挑戦します。

マイコン応用回路工房

アナログ電子回路やディジタル電子回路を設計し、電子基板を完成させます。さらにアナログとディジタル混在の回路の設計・製作に挑戦することで、電子設計システムを活用した設計方法や動作検証技術を習得します。

2×4木造建築工房

茶室、モバイルキヨスクなど小規模な建物を企画・設計し、学内での実物大の試作を経て、本学カナダ研修所に赴き、現地の大工さんと一緒に、建設作業に取り組みます。実践的な建築現場の技術や知識、さらに仕事で使える英語力が培われます。

プライマリー工房

物理体感工房

さまざまな実験装置のデモ実験に始まり、自らが面白いと考えるテーマにそって、オリジナルな実験装置を開発、製作します。完成度の高い実験装置を作りながら、科学の楽しさや、深い知識・技術を習得します。

ものづくり入門工房

はじめに自転車の分解・組立、簡易モーターや簡単な木工製品の製作を通して、工具の使い方や仕組みを学びます。次にいろいろな工作機械の安全な使い方を学び、自分で企画・設計した製品を作ります。他学科の学生と親しく交流できるのも魅力です。

フィジカルコンピューティング工房

動画、音声やCGのためのフリーソフトウェア、光や重力などを感知するセンサーを組み合わせ、人の動き、形、声に反応してさまざまに変化する作品を制作します。作成した作品は学内で公開するだけでなく、学外のコンテストにも挑戦します。プログラミングの経験と意欲を持つ学生が対象です。

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