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学部・大学院

教員紹介生活環境デザイン学科Living Environment Design

教授/板橋 春夫民俗文化研究室[通過儀礼・民俗文化・災害と暮らし]
  • HARUO, Itabashi
教授/板橋 春夫
プロフィール
  • 1954年2月、群馬県に生まれる。
    博士(文学・筑波大学)
    1976年3月 國學院大學法学部法律学科卒業。
    新潟県立歴史博物館参事を経て、2017年4月から現職。
    趣味:茶道、ウオーキング、庭いじり。

専門

日本民俗学

研究テーマ

主たる研究テーマは通過儀礼研究です。具体的には「いのち」をキーワードに、誕生と死に関する習俗と儀礼について調査研究を進めています。生と死の文化領域の探求は、必然的に現代医療や生活環境などに深く関わってきます。

社会的活動

日本民俗学会理事
第24期(1998年10月~2001年9月)
第25期(2001年10月~2004年9月)
第27期(2007年10月~2010年9月)
第28期(2010年10月~2012年9月)
第30期(2014年10月~2016年9月)
館林市史編さん専門委員(2001年~現在)
ぐんま伝統文化継承委員(2008年~現在)
群馬県板倉町文化財調査員(2011年~現在)
日本民具学会評議員(2016年~現在)

メッセージ

日常生活の中で直面する生老病死という現代的課題に、私たちはどう立ち向かっていけば良いのでしょうか。1960年代、多くの人が自宅で生まれ、自宅で死を迎えていました。それは決して遠い過去のことではありません。現在、生老病死の場は病院へと変わっています。私は通過儀礼研究に住まい文化の視点を加味することで、この生老病死の問題にコミットできると考えています。そこで住まい文化に関する研究を深める試みを始めました。それは室内空間の利用だけでなく、神々との交流、そして住まいに展開する家族生活など、人びとの暮らしをトータルに捉え、人間の生き様を考える試みでもあります。そこに流れる思想は、Way of life、すなわち人はどう生きるべきかという大きな命題です。一緒に民俗文化探求の旅に出かけましょう。

研究概要

民俗文化研究室では、日本人の誕生から死までの習俗と儀礼に関する事例を取り上げ、文献・伝承・物質文化を活用した調査研究を進めています。普段、私たちが暮らしの中で「当たり前」と感じていることを、改めてなぜそうなのかと疑問をいだくことが研究のスタートになります。調査研究の基本は「歩く・見る・聞く、そして食べる」であると思います。調査で感動したり、面白かったことやデータの比較分析した結果を文章にしたり話したりして、多くの人びとに伝えていきます。これが意外と大事な方法なのです。現在の研究テーマは、通過儀礼研究と住まい文化の研究をクロスさせる方法論を構築することです。また一方、新潟中越地震で甚大な被害を受けた旧山古志村における災害復興の研究も進めています。