建築学科Architecture

建築から都市までをデザイン
災害に強い建築を現場のものづくりや実験を通して学ぶ

建築学とは、ただ建築をつくるだけでなく、そこで暮らす人の生活や、地域のあり方をもデザインする学問。人々の価値観が多様化するなか、住まい方やまちのあり方も、これまで以上に深い思想と高度なデザインが求められています。建築学科では、実践的なものづくりと基礎的な理論を同時に学び、魅力的で安全・快適な建築空間を生み出す建築家、建築技術者の育成を目指します。

カリキュラム・ポリシー

建築学科では、学生それぞれの個性や興味ある分野、さらには、就きたい仕事に合わせ、一人ひとりが自分にふさわしいカリキュラムを組んで学ぶことができるよう、教育プログラムを工夫します。

  1. 入学時から、建築への興味を生かす体験学習(「建築表現入門」など)と、数学・物理・英語を専門と関連づけて学ぶ融合科目(「建築物理入門」など)による充実した基礎教育。
  2. 21世紀の技術者に求められる、コンピュータを活用した表現技術(「建築デジタルデザイン」など)と実践的英語力(「建築英語」など)の養成。
  3. 将来の職業や建てたい建築の夢を実現する専門教育とコース設定。<建築・都市デザインコース><構造・環境エンジニアリングコース>
  4. 4年次の卒業計画では、研究室に所属し、設計製図や実験・研究に取り組み、自発的な課題発見力と企画力・総合力を養成。
  5. 製図室には、一人ひとりに専用の製図台を備え、いつでも設計製図に取り組める環境を用意。デジタルデザイン室などCADのためのコンピュータ環境も充実。
  • 一年次
    建築の設計製図や構造力学について、普通科高校出身者は基礎をていねいに、工業高校出身者は応用を意欲的に、実習・演習や講義を通して学びます。建築数学や建築英語など融合科目もあり、建築への興味を多角的に引き出します。
  • 二年次
    2つのコースに分かれ、専門性を高めていきます。建築・都市デザインコースでは建築の設計や計画、歴史について、構造・環境エンジニアリングコースでは建築の構造や材料、環境について、それぞれ実習や講義を通して学んでいきます。
  • 三年次
    身に付けたい職能や、携わりたい建築の種別や業務に合わせ、さらに専門性を高めます。用途や周辺環境、地域特性、社会状況を考慮したデザイン手法など建築学の知識と技術を深めていきます。インターンシップでは建築の現場も経験できます。
  • 四年次
    研究室に所属して最先端の研究や設計の現場に触れつつ、教員による直接指導のもとにテーマを定めて卒業計画に取り組みます。高度な専門性や仕事の現場で求められる課題発見力、さらに企画力や総合力を身に付けます。

専門コースの紹介

建築・都市デザインコース

建築から都市までを対象に、企画・計画・設計を学びます。なかでも重視しているのが、手描きとコンピュータ(CAD)の両方の設計製図。地域の計画、建築の歴史や歴史的環境の保存についても学びます。
卒業後の進路
  • 設計事務所
  • 個人アトリエ
  • 建設会社(ゼネコン)
  • 住宅産業
  • 建設関係の情報産業
  • 不動産開発業
  • 公務員

構造・環境エンジニアリングコース

地震などの災害に強い建築、健康で快適な居住環境の実現を目指し、工学的に建築を学びます。構造や環境工学の実験を重視し、課題発見能力や問題解決能力を備えた技術者を目指します。
卒業後の進路
  • 構造設計
  • 設備設計
  • 施工管理(ゼネコン)
  • 施工管理(住宅)
  • 施工管理(設備)
  • 積算
  • ディベロッパー
  • 建築資材メーカー
  • 不動産開発業
  • 住宅関連機器メーカー
  • 住宅メーカー
  • 公務員

卒業後の進路

主な就職先

(株)アーネストワン、(株)アキュラホーム、(株)淺沼組、旭化成集合住宅建設㈱、旭化成住宅建設(株)、(株)安藤・間、(株)イチケン、(株)大本組、北野建設(株)、(株)熊谷組、コマツハウス(株)、グランディハウス(株)、(株)三栄建築設計、ジョンソンコントロールズ(株)、スターツファシリティーサービス(株)、西武建設(株)、大成温調(株)、大成ユーレック(株)、大東建託(株)、大和ハウス工業(株)、大和リース(株)、髙松建設(株)、(株)東急コミュニティー、(株)東急ホームズ、戸田建設(株)、(株)ナカノフドー建設、日本ハウズイング(株)、一建設(株)、(株)長谷工リフォーム、パナホームリフォーム(株)、宮城県庁、春日部市役所 など

科目PICK UP

環境工学実験演習
建物の快適性に関わる環境を学ぶ
光や音、空気、温度、湿度といった建物内外の環境は、建物の快適性に大きく関わっています。実験室や屋外での測定を通して、騒音や振動、換気、温熱環境、遮音性能、気密性能などの基礎的原理を学ぶとともに、計測機器を使っての測定法などを習得し、理解を深めていきます。
構造実験演習
構造材料の性質を理解する
建築物を安全で、耐久性のあるものとするためには、建築設計において適切な構造材料を選ぶことが基本になります。コンクリートや木材といった構造材料の力学的性質と、これらの材料を組み合わせて構成した部材がもつ力学的挙動を実験・実習によって理解します。

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