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「ねばり強いコンクリート」なら
巨大地震だって怖くない!

建築学部 建築学科
建築材料工学研究室
菊田貴恒 准教授

「コンクリート」という材料について皆さんはどのようなイメージをお持ちでしょうか?冷たい、重い、頑丈そう・・・など、さまざまなイメージがあるかと思います。確かにコンクリートは触ると冷たいですし、水よりもだいぶ重い材料です。また、超高層建物やダム、高速道路などに使うくらいですから、丈夫な材料とも言えるかもしれません。しかし、丈夫そうなイメージのあるコンクリートにも大きな弱点があり、それは「引張方向の力に極端に弱い」という材料的な特徴です。

この弱点を克服しコンクリート自体の耐久性や安全性をさらに向上させる技術の一つとして「繊維でコンクリートを補強する」繊維補強セメント系複合材料というものが注目されています。コンクリートは引張方向の力に弱いため、地震などの荷重が作用すると簡単にひび割れ幅が拡大していきますが、コンクリートに化学合成繊維や金属繊維を適切に混入することでひび割れ幅の拡大が抑制され、結果として大きな引張力にも耐えられる「ねばり強いコンクリート」になります。

研究では、繊維物性の異なる複数の繊維を適切に組み合わせてコンクリート中に混入し、「より大きなねばり強さを有するコンクリート」を実現するための調合設計手法について検討を進めています。引張に弱いコンクリートですが、繊維と上手く複合化させることで金属に匹敵するねばり強さを有したコンクリートも実現できるようになるかもしれません。
普通のコンクリート
菊田先生が研究している、
ねばり強さを有するコンクリート

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