空間デザイン研究室

足立 真 教授

Laboratory

研究室紹介

身のまわりのものや環境の関係を捉えなおし、既成概念にとらわれない空間づくりを行うことは、日常の生活を豊かにし、新しい社会と文化の創造につながります。研究室では、魅力的な空間のしつらえと構成を検討するための方法論を研究しています。さらにそれに基づいた設計・制作を実践しています。

主な研究紹介

建築空間の構成に関する研究

建築はさまざまな要素や空間が集まったまとまりとして捉えられ、そのまとまりは、室内のしつらえがつくる身の回りの場所から、一つの部屋、建物、地域へと、連続的につながっていきます。そのような要素や空間の関係に着目し、モデル化・体系化を行うとともに、多くの事例を分析することで空間構成のタイポロジーを見出し、その意味を考察します。そのような研究を通して、既成の建築の枠組みを超えてより広い視点の中で捉えた新しい建築の全体像を構想するための方法論を探求しています。

建築設計・空間デザイン

設計事務所と協働して、実際の建築プロジェクトの設計に携わっています。個人の住宅から多くの人に使われる施設など、さまざまな建物を対象に設計及び監理を行うとともに、公共建築の設計コンペ・プロポーザルにも参加し、建築空間の提案を行っています。建築空間を時間や周辺環境といったコンテクストのなかに位置づける俯瞰的な視点とともに、人々の活動やふるまいといった身の回りの出来事の集積として考える視点をあわせもち、そこでの空間構成の可能性を検討してかたちにしていきます。

家具や小さな空間の制作

空間づくりの実践として、家具や小さな空間を研究室の学生たちで設計・製作しています。研究室内で使用する机や棚などは、学内のインテリアデザインラボを利用してすべて自分たちで作り、普段の活動にあわせた空間づくりを行っています。また、地域住人の方の交流の場を設える家具を考えて製作したり、学生創作茶席のコンペで受賞して実際にイベントで使われる茶席を作ったりなど、学外にも創作活動の場を広げています。