建築計画/空間デザイン研究室

徐 華 准教授

Laboratory

研究室紹介

徐研究室では、建築設計と建築計画の研究を平行して取り組んでいます。 建築を設計するということは、建物をつくるだけではなく、新しい環境や新しいライフスタイルをつくるということです。空間と行動との関連性について注目しています。 建築計画の研究については、オフィスの家具のレイアウトや、歩行者の動線や空間認知・評価に関する実験を行い、研究成果を実際の設計に応用することを目指します。建築学科の学生達は、設計と研究のどちらをやればよいか、自分の能力をどのように伸ばせるかなど、様々な悩みを抱えていることをよく聞きます。成長は試行錯誤の中から生まれるので、興味を持っていることをやってみるという積極性が大切です。

主な研究紹介

研究執務空間における家具のレイアウト

研究執務空間には作業効率性・創造性・快適性が求められています。そこで、家具のレイアウトという側面に注目し、模擬執務実験を行い、異なるレイアウトによる作業効率性などの結果を検討します。作業の内容としては、ワード入力のような処理的活動と、積木構成のような創造的活動の実験をそれぞれ行います。さらに、異なる種類の作業が同じ空間で行われる場合も考察します。

経路選択と空間認知

展示空間や公園のような回遊空間において、空間の形態と経路がどのように設計されれば、観客を誘導できるかということが研究の目的です。経路が選択される時、それが環境からの影響か、あるいは個人的歩行特性かを考察します。一方で空間がどのように認知されるかは設計者にとって重要な資料と考えられ、経路選択時に伴う頭の中の地図、空間距離の認知も検討します。現地での実験を行い、被験者にCCDカメラを頭部につけ、視線を記録する一方で、経路の観察記録も行います。被験者の歩行経路や視野などを合わせて、経路選択と空間認知の特性を見つけます。

設計活動

実際に設計活動を行い、学生達と一緒に研究室の家具製作から、建物の設計を検討します。空間の使われ方を想像した上、家具・空間の設計を進めます。学生達がパース・模型・図面集の製作等を通して、設計のプレゼンを実践します。