CAD/CAM研究室

長坂 保美 教授

Laboratory

研究室紹介

CAD/CAMシステムの出現は製造業の生産性を向上させました。それ故、当研究室では、CAD/CAMシステムを自由に操る技術を学習し、「いつでも・どこでも」学習できるCAD/CAM教材の開発や、知識工学を応用した製造の自動化などを研究しています。

主な研究紹介

設計から製造に至る一連のe-Learningシステムの研究開発

本研究開発の目的は、多人数しかも初心者から経験者が混在するものづくり(設計から製造に至る一連の)教育体制を確立することです。これを実現するには、学生が独自に学べる環境(システム)を提供できることが重要で、3次元CAD教育システム、機械設計教材支援システム、CAM/NC教育システムなど、多くのシステム開発を試み、実用化してきた。これらシステムの特徴は、全てが講義、演習、評価、指導で構成され、指導以外は全てシステム側が担当し、ゲーム感覚的な授業の進め方となっております。それ故、数名の教員でも多くの学生を対象とした授業が可能となっており、多くの研究成果を報告してきた。

Webを用いた予習・復習システムの研究開発

本研究開発の目的は、いつでも・どこでも学習できる教育体制を確立することです。特に、上記のe-Learning教育体制は、特定な設備を有するため予習・復習が困難となっていた。これを解決する一方策として、Webを用いて上記e-Learning教育体制を側面的に支援するシステムとして開発を行ってきた。本予習・復習システムの大きな特徴は、携帯やスマートフォンなどでの使用が可能で、学生の通学途中でも学習できることにあります。また、外部教育機関からの使用も可能で、3次元CADシステムの動画マニュアルなど、自由にダウンロードして使用することも可能です。

3D-CADプロダクトデザインコンテストによる実践教育(PBL)教材の開発

本教材開発の目的は、上記ものづくり教育体制確立の一環で、本学が主催する3D-CADプロダクトデザインコンテストを通して、生産性(品質、コスト、納期)を意識した実践的な教育体制を図るものです。本コンテストは、幼い頃、紙の上にクレヨンで思いおもいの乗り物や食べものをスケッチしたのと同様に、思いおもいのイメージを3次元CADで表現し、これを3次元形状として製作できる楽しさを体験してもらうことを目的として企画したもので、提出された作品の審査以外は全て学生が運用しています。特に、限られた設備と時間の中で、入賞作品(約20作品)を製作・仕上(確認)・組立・検証(動作含)できるか、が運用上のポイントとなります。まさに、実際の作業現場で行っている生産活動で、本コンテストの運用は実践教育に最も適した教材といえ、その教育的効果が期待されております。