メディア芸術研究室

石原 次郎 教授

Laboratory

研究室紹介

石原研究室では、情報工学の発達がもののあり方や見方をどのように変えていったのかを、インタラクティブな作品やデザインの制作を通じて実践的に研究をしています。また近年は、様々な地図をメディアの一様として考え、手描き商業地図と江戸古地図の図像的相関関係を研究する等、メディア情報の視点からデザインをとらえ直す試みも行っています。

  • メディアインスタレーションの制作
  • インタラクティブな仕組みを用いた情報の可視化
  • センサーを用いたフィジカルコンピューティング

主な研究紹介

ヴィジュアルプログラミング

視覚的思考のツールとして、[VVVV]を用いて制作を行います。センサーを組込んだデバイスを制作し、環境や身体からの情報をリアルタイムに取込み、参加型作品の研究制作を行います。

インフォグラフィクス

今日、さまざまな情報が視覚的に表現されていますが、当研究室では情報工学をベースに、双方向性のある(インタラクティブな)インフォグラフィックスのあり方を研究しています。

メディア芸術

情報工学の進歩によって時代とともに変化する芸術の可能性と魅力について考察します。「建築とダンス」あるいは「時間と彫刻」といった異なる分野をつなぎあわせられるコンピュータというメディアが、現代の芸術表現に与えている影響を探っていきます。

今後の発展

芸術がその時代々々の最新技術の影響を多く受けてきたことはよく知られています。ラスコーの洞窟壁画の時代では、顔料そのものが最新技術であったでしょうし、抽象画は、写真技術の確立によって写実的に対象を描くことの虚しさに当時の画家が気づいたから発達したのです。これらの事例はみな、技術の発達がものの見方を変えさせた例でしょう。今日の情報工学のキーワードのひとつに「インタラクション」があります。当研究室では、この「双方向性」という意味をもつ「インタラクション」をテーマに、マウスやキーボードに頼らないフィジカル・コンピューティングによるデザインや芸術分野の可能性を探ります。