ナノ機能デバイス研究室

新倉 謙一 教授

Laboratory

研究室紹介

「ナノ粒子だからこそ生まれる現象や機能を追求する」

分子と分子の相互作用を使って新しい物質・機能を生み出す概念として超分子化学が知られています。私たちは、分子間相互作用にナノ粒子を組み込むことで、新しい機能性物質の開拓を目指しています。すなわち「ナノ粒子を使った超分子化学」です。ナノ粒子の表面には数多くの低分子(例えば直径10nmの粒子では数百)を固定化することが可能です。これらの分子を使って、ナノ粒子やナノ粒子集合体に新しい機能を付加しようというアプローチです。

ここではナノ粒子の物性測定、分子の化学合成、生体分子や細胞実験などを通じて、広い視野をもってナノサイエンス、生体関連化学を学ぶことが出来ます。ナノ機能デバイス研究室は2017年4月にできた新しい研究室です。新たな学科、応用化学科でともに新しい現象を見つけていきましょう。

主な研究紹介

ナノ粒子の表面化学と自己組織化

ナノ粒子の表面を分子で覆うことで生じる様々なナノ粒子集合体構造を探索しています。被覆することで初めて分かる集合体もあります。新たに見いだした集合体をバイオ関連・センサーなど広く応用していきます。

医療やバイオへの応用を目指したナノ粒子の設計と合成

タンパク質(抗原)や核酸といった生体分子を種々のナノ粒子に固定化し、細胞に取り込ませる実験も進めています。細胞への取り込み量や免疫応答を調べることで、効率のよい薬剤輸送キャリアやワクチンの設計指針につながります。