医療福祉ロボット研究室

秋元 俊成 准教授

Laboratory

研究室紹介

「人に役立つものづくり」をメインテーマに医療、福祉(介護)の分野で必要とされているものに対してロボット技術を応用して研究・開発する研究室です。医療の分野では、これまで計測できなかった生体情報を計測可能にしたり、より簡易的に計測できるようにしたりするシステムの開発をしています。福祉分野では、現場で必要とされているものは何かを突き詰めて考え、試作品を作っています。特に、作ったものが直接的に、今すぐに役立つ物になるような装置やシステムを中心に開発し,実用化・製品化等も視野に入れて研究をしています。

入浴介助用手動リフトの開発

主な研究紹介

医療用計測装置の開発

医療の現場では健康の維持管理の為、人体の様々な計測情報が必要とされている。我々はロボット技術を応用して、医師が必要としている情報をより容易に計測できるシステムの開発を行っています。特に計測される患者への負担軽減を考え、患者を傷つけない形(非侵襲)で計測できるシステムの開発を行っています。システム開発はセンサ開発から計測データの解析手法の確立等、システム全体の開発を行っています。ここでは、一例として側弯症の計測システムを紹介します。側弯症は背骨が曲がってしまう病気で、発症率が100人に1人程度と比較的発症率が高い病気です。この病気を早期に発見するために学校検診で利用できる簡易的な3次元計測システムを開発しています。

教育用・エンターテイメントロボットの開発

医療や福祉分野の研究だけではなく、ロボットとして面白そうなものの開発も行っています。たとえば、人が乗れる2輪倒立振子を出来るだけ安く開発し、作成方向を公開することで高校生でも作成できる教材の開発などの教育教材の開発も行っています。また、エンターテイメント用の楽器演奏ロボットの開発も行っています。人の演奏に近い音を出すことはまだまだ難しいですが、より良い音を目指して試行錯誤の繰り返しです。