日本工業大学 NIPPON INSTITUTE OF TECHNOLOGY

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プラスチック成形加工会第28回年次大会において第4回技術進歩賞を受賞

 6月14日、 機械工学科・村田奏彦教授と茂木淳志君(機械システム工学専攻博士後期課程2年 村田研究室所属)、菱田智大君(2012年機械工学専攻修了 村田研究室OB)が、一般社団法人プラスチック成形加工学会のプラスチック成形加工会第28回年次大会において第4回技術進歩賞を受賞しました。受賞論文名は「金型内コアピン駆動法によるウェルドライン強度および寸法安定性の改善」。

 プラスチック射出成形では、ウェルドラインと呼ばれる成形品欠陥が発生し、成形品の外観品質や機械的強度の低下が引き起こされることが問題となっています。村田研究室所属で現在、博士後期課程在学中の茂木淳志氏が開発した金型内コアピン駆動法は、射出成形金型内にコアピンを設置し、これを駆動させることでキャビティ内に内部樹脂流動を引き起こし、それによりウェルドラインを抑止したり、さらに、成形品の寸法精度を向上させたりすることを可能とする手法です。本手法は、プラスチック成形加工分野の進歩に貢献するきらりと光る独創性と高い将来性を有した技術と評価されました。

 機械的強度が必要とされる自動車などの構造部材には、金属材料が広く用いられてきましたが、本成形法が確立されたことで、プラスチックの軽さと賦形性の良さを活かした、金属に替わる製品の製造が可能となり、今後の活用が大いに期待されています。

受賞名:「金型内コアピン駆動法によるウェルドライン強度および寸法安定性の改善」
受賞者名 :茂木淳志(PLAMO㈱・機械システム工学専攻博士後期課程2年 村田研究室所属)
      菱田智大(PLAMO㈱・2012年機械工学専攻修了 村田研究室OB)
      村田泰彦(日本工業大学 機械工学科 教授) 
      福島祥夫(埼玉工業大学)
      須田高史(群馬県立産業技術センター)

 
左から、福島祥夫(埼玉工大)、茂木淳志(PLAMO㈱)、荒川公平(プラスチック成形加工学会会長)、菱田智大(PLAMO㈱)、村田泰彦(日本工大)

【参考】
■プラスチック成形加工会第28回年次大会
http://www.jspp.or.jp/kikaku/annual/

■一般社団法人 プラスチック成形加工学会
http://www.jspp.or.jp/

チェアマンから(船上での)授賞式
  • 2017/07/04
  • 広報室