日本工業大学 NIPPON INSTITUTE OF TECHNOLOGY

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電子情報メディア工学専攻の設樂君が電子情報通信学会「優秀発表賞」を受賞

電子情報メディア工学専攻博士前期課程2年の設樂勇君(平栗研究室)が、7月27日(木)、電子情報通信学会通信ソサイエティ通信方式研究会(CS研究会)の学生ポスターセッションにおいて、通信方式研究会学生セッション優秀発表賞を受賞しました。

受賞論文名は「無線LANにおけるSVCを用いた伝送速度適応選択によるマルチキャスト配信の一検討」。
本研究では、無線LANにおけるマルチキャスト映像配信の伝送速度を、ユーザーが感じ取るQoE(体感品質)の指標に基づいて最適に選択する方法を提案し、評価を行いました。従来の研究ではユーザ体感品質と、物理的な無線伝搬環境、無線デバイス、無線のソフトウェア制御などが個別に検討されてきましたが、本研究ではこれらの技術に跨るクロスレイヤ制御が画期的であると評価されました。

本研究の成果は、無線LANでも、マルチキャストを用いれば、TV放送と同様に映像を配信することが可能となるが、インターネットなどの様々なアプリケーションも同時に利用できる無線LANでは、映像品質を維持することが難しかった。今回提案の方式を用いることで、端末の形態(スマートフォン、タブレットやノートPC)に適した画質を提供し、また基地局から遠い伝搬環境の場合でも利用ユーザが主観的に満足した映像品質として視聴が可能となります。

受賞に際し、設樂君は「指導教員の平栗先生をはじめ、的確なご指導をして下さった共著者の方々に大変感謝しています。これまで数々の賞を受賞させていただきましたが、本研究は、最終段階に入っており、これまでの総まとめとして査読付き学術論文を、8月中に投稿を予定しています。これまで指導していただいた方々や関係者の方々の期待に応えられるよう、全力を尽くす所存です。」とコメントしています。
尚、本研究会では、講演者12名の学生の内3名が優秀発表賞を受賞し、その1名に 本学の学生が選ばれました。

 

賞状授与の様子 (左から)設樂 勇君、CS研究会委員長 金沢工業大学教授 横谷 哲也先生、慶應大学、九州大学の学生

【参考】
■電子情報通信学会研究会 開催プログラム
http://www.ieice.org/ken/program/index.php?tgs_regid=fc948727c3d322cfcdf8cbcec4160fe71d02a630545672fcd242655f5d17dd32&tgid=IEICE-CS

  • 2017/08/02
  • 広報室