SDGs関連研究
2024/06/13
SDGsにおける教育と世界的パートナーシップの構築及びSDGs教材の開発 研究期間
SDGs活動は地球・世界レベルで行われるべきものなので、情報の発信・受信もグローバルになされねばならない。それ故、SDGs活動は国際言語の英語を使って行う意義は大きく、2023年度秋学期の「上級英語Ⅱ」において英語でSDGsについて学んで考える融合科目の授業を実施した。授業での英語のみの使用が学生にはハードルが高すぎると思え、学生のSDGsへの関心高揚と英語接触機会の増大を目的にエンタメ的要素も入れて作成した日英両言語併用の説明動画(うち一つは英語合成音声とアニメアバターを使用/2023年度金沢大学英文学会総会研究発表で披露)を学生に見せて、学習者の内容理解に必要な英語力や全英語授業が求められないクリル(CLIL: Content and Language Integrated Learning)という「内容言語統合型学習」を試みた。授業の範囲の目標9~17(10を除く)のうちの目標13のターゲット13.1の「すべての国々で、気候関連の災害や自然災害に対するレジリエンスと適応力を強化する。」に関連して、学生に気候変動が原因の災害や地震等の災害への対応策を考えて啓蒙活動や対策を標語に英語ポスター作成を呼びかけると、10人がポスターを提出した。さらに、私の指導で1人の学生が原稿作成とスピーキング練習をして、災害対応策についての英語でのプレゼンテーションの予行練習を3月15日(金)14:30~17:00に行い、3月18日(月)14:30~15:00に本番のスピーチをした。
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学生が作成したポスターの1例 -
作成した動画のうちの1つの1シーン
◆研究期間
2023年9月25日~2024年2月19日
◆教員
共通教育学群 川上省三 准教授
◆学生
2023(令和5)年度秋学期の情報メディア工学科・データサイエンス学科「上級英語Ⅱ」受講学生10名
赤津亮(データサイエンス学科科2年)