日本工業大学

SDGs関連研究

2022/07/05

プラスチックごみ問題に向き合ってみよう

 本活動では、ES専攻、M科、I科、C科、R科、A科の1年生から修士2年生までの総勢13名の有志ある学生たちが、環境問題の喫緊の課題であるプラスチックごみ問題に関する2つの調査を行いました。
 一つは、我々の生活環境中にマイクロプラスチックが本当に蔓延しているのか工学的に調べる、というもので、学内の水道水や大気中から、数10から数100μmサイズのポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレンなどが実際に発見されました。もう一つは、プラスチックフリーとして謳われている製品を実際に使い、使い勝手や耐久性などを調べる、というもので、各自1品以上を使用し、その結果を「プラスチックフリー製品を使ってみた」冊子としてまとめました。以上の調査をとおして、本活動は、参加した学生にとって、環境問題(特にプラごみ問題)について、SDGsの目標に対する取り組みとして我々は何をすべきなのか、個々人たる自分たちに今日からできることは何なのかということを、立ち止まって深く考える機会となりました。

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基幹工学部 応用化学科
伴雅人 教授

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