日本工業大学

SDGs関連研究

2022/06/30

「職場環境とストレスの要因」について

 日々の業務において、体調不良やストレスは作業効率の低下に直結します。また、一人のストレスが課内全体の効率低下につながる場合や、過労により重大な体調不良を引き起こす場合も想定されます。
 現在、多様な機能を持つスマートウォッチを着用しての体調管理が多く取り上げられています。今回、ストレス測定のみならず酸素飽和度等の健康確認機能がある、ガーミンのスマートウォッチを活用して、ストレス等の検証を行うこととしました。
 高ストレス値を示すのは、問い合わせの対応や機器類の不具合等によるものが多かったです。ストレスを強く感じた場合は気分転換したいと考えますが、高い値を示しても特に気分転換等したくないとの意見が多かったです。これについては、意識と機能の乖離とも考えられますが、高い値を示す時は繁忙期である場合が多く、無意識のうちに気分転換する時間を避けている結果とも考えられます。
 今回、スマートウォッチを活用することで、ストレスや健康等に数値的に注目することはできましたが、就業中にいかに適切に休憩時間を確保するかは引き続きの課題です。

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財務部財務課 主任
菅原 有香子

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