日本工業大学

SDGs関連研究

2026/06/09

次世代家庭用高機能空気清浄機の開発

燃焼系エアロゾルは呼吸器疾患を誘発する。化石燃料に起因する燃焼系エアロゾルは炭素を多く含む炭素系微粒子であり、静電気力による微粒子捕集が効果的に適用できないという問題があります。また、花粉症は国民病として認識されており、その有病率は増加の一途を辿っています。花粉にディーゼル微粒子が付着することで、花粉症を悪化させていると考えられています。これらの問題を解決するために、炭素系・非炭素系を問わず微粒子を静電気力で捕集し、かつ花粉やその他のアレルゲンを不活性化する高性能・高機能空気清浄技術を開発しました。
微粒子を静電気力で水面に吸着・捕集することができる水面放電プラズマ技術を創出しました。モデル空気清浄機を作製し、水面放電プラズマを確認するとともに、オ消費電力や放電波形の測定を行いました。また、放電により発生するオゾンはアレルゲンの不活性化に寄与するため、発生オゾン濃度を測定しました。次に、捕集前後の微粒子数を測定し、微粒子捕集効率を評価しました。実験の結果、空気清浄機内で高濃度オゾンを発生でき、10 Pa以下の低圧力損失でサブマイクロ粒子を90%以上捕集できることが分かりました。

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    図1
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    図2
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    発表者:加藤尚さん

◆研究期間
2025年5月1日~2026年3月31日
◆担当教員
機械工学科 桑原拓也
◆学生
流体工学研究室修士2年:上野 翔、生形 拓也
4年生:立部 優貴、長谷川 和希
3年生:加藤 尚

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