日本工業大学 NIPPON INSTITUTE OF TECHNOLOGY

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機械工学科・二ノ宮進一教授が品質工学会貢献賞「金賞」を受賞

  機械工学科の二ノ宮進一教授が6月23日、品質工学会から、学会に対して顕著な貢献をしたとして表彰され、金メダルが授与されました。

  品質工学は、技術開発・新製品開発を効率的に行う開発技法で「社会的損失の最小化」や「個人の自由の和の拡大」など頭脳労働の生産性の改革を考えることが狙いでです。二ノ宮教授は、大型プラントの硬化肉盛補修技術に品質工学を適用して、施工条件の最適化に成功して平成27年に論文賞(精密測定技術振興財団賞)を受賞しています。さらに、硬質材料の耐摩耗評価技術の開発にも応用し、共同研究企業との特許化を実現しました。これらの研究の一部は、平成25年と平成27年の二ノ宮研究室修士論文の研究で取り組まれ、卒業生2名が「品質工学学生賞」を受賞しています。

  また、二ノ宮教授は、日本規格協会ロバストパラメータJIS原案作成委員会の委員として活動し、「新技術及び新製品開発プロセスのための統計的方法の応用-ロバストパラメータ設計(RPD)」が、日本工業規格に昨年12月に制定されました。

  二ノ宮教授は現在、エネルギ変換や音響を活用した生産現場のモニタリングに関する研究に取り組むとともに、企業との共同研究や技術指導にも尽力しています。受賞に際し二ノ宮教授は、「これまでの研究活動が評価されて、大変光栄である。アメリカから逆輸入の形で日本に普及してきた品質工学は、信頼性の高いものづくりを実現するために、今後ますます有用な技術になる。研究開発はもちろん、大学院での授業や、企業指導など、人材育成面でもさらに貢献していきたい」と述べています。

 

【参考】
■精密測定振興財団PDF
http://www.pmtp-f.or.jp/file/b-report27.pdf

■品質工学会
http://www.qes.gr.jp/library/award/qesPaperAward.html

チェアマンから(船上での)授賞式

  • 2017/07/03
  • 広報室