日本工業大学 NIPPON INSTITUTE OF TECHNOLOGY

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電子情報メディア工学専攻博士後期課程2年の設樂勇さんがネットワークソフトウェア研究会でネットワークソフトウェア優秀ポスター賞を受賞

 本学大学院電子情報メディア工学専攻博士後期課程2年の設樂勇さん(平栗研究室)が、6月6日、電子情報通信学会ネットワークソフトウェア研究会の「ネットワークソフトウェア優秀ポスター賞」を受賞しました。
 授賞論文名は「OBSS環境におけるインジケータを利用した送信電力制御方式の改善」。

 本研究は、(株)国際電気通信基礎技術研究所 (ATR)との共同研究で、総務省受託研究「複数周波数帯域の同時利用による周波数利用効率向上技術」に関する研究プロジェクトの一部として発表しました。研究内容は、無線LANの基地局が、密集して設置された環境で、無線電波が重複した場合でも電波干渉を抑え、通信効率を大幅に改善することを目的とします。本研究で提案する方法は、帯域の使用率と密集度に応じて、送信電力を増減する制御を行うことにより実現するというものです。従来では、送信電力を下げて通信エリアを分離することが一般的でしたが、本研究の提案方式は、状況に応じては送信電力を上げて、積極的にエリアがオーバラップすることで効果が得られる点と、それを動的に制御することが新しいとされたことが、評価されました。

 また、本研究の提案方式を用いることで、空港、駅、複合施設などの高密度に無線LANアクセスポイントが設置された環境においても通信速度が低下せずに高速な通信が可能になることが期待されます。

 受賞に際し設樂さんは、「指導教員を始め、的確なご指導をして下さった共同研究先のATRの皆様に、大変感謝しております。本研究は現在、査読付き学術論文への投稿をしております。今後も無線通信の研究開発に励み、多くの研究成果を発表できるように精進する所存です。」とコメントしています。

 
 

【参考】

■ネットワークソフトウェア(NWS)研究会
 ネットワークソフトウェア優秀ポスター賞

http://www.ieice.org/cs/ns/nws/award/poster/

 

 

 

  • 2019/06/21
  • 広報室