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本学電気電子通信工学科の平栗健史教授が電子情報通信学会通信方式研究会において通信方式研究会委員長賞を受賞

 本学電気電子通信工学科の平栗健史教授が、7月4日、電子情報通信学会通信方式研究会において通信方式研究会委員長賞を受賞しました。
 受賞論文名は「無線メッシュネットワークに適したドローン編隊飛行構成の提案」。

 現在、平栗教授が採択された科研費の研究プロジェクトでは,多数の飛行するドローンを中継局とした大規模なネットワークを構築する研究開発を進めています。本研究では、これまでの地上の通信サービスには無かった、空の無線ネットワークをドローンによって実現する点が注目されています。当然、空中にネットワークを作るので、地上の平面とは異なり、立体的な3次元のネットワーク構成となりますが、従来の研究では、通信に適したドローンの編隊飛行構成については、研究例がほとんどありませんでした。そこで、本研究では、どのように空にドローンを配置すると最適な通信ができるかといった方法を提案しています。

 ドローンによる無線中継伝送は、あらゆる場所に立体的なネットワークができるため、災害時の簡易的、即時的な情報伝達手段や、建物や地形に影響されない広範囲なエリアでの展開が期待されています。将来は、ドローンが荷物だけでなく情報を運び、人間が立ち入れないような場所からも情報を収集しながら作業ができるようになると考えられます。

 受賞に際し平栗教授は「本受賞は、昨年度に通信方式研究会で発表された113件の中で、最も優れた研究内容ということで、名誉ある賞を頂きました。このような賞をいただいたことに大変ありがたく、関連する共同研究者の方々に深く感謝申し上げます。今後も本受賞に恥じぬよう、世界を見据えた技術の発展に貢献してく所存です。」とコメントしています。

 
本学 電気電子通信工学科 平栗健史教授(写真:右)
通信方式研究会委員長 早稲田大学 中里 秀則教授(写真:左)

【参考】
■電子情報通信学会 研究会発表申込システム 講演論文 詳細
https://www.ieice.org/ken/paper/20190704Z1oa/

 

  • 2019/07/12
  • 広報室