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電気電子通信工学科の吉野秀明教授が第29回通信ネットワークとアプリケーションに関する国際会議で「優秀論文賞」を受賞

 本学基幹工学部電気電子通信工学科の吉野秀明教授が、11月28日に行われた米国電気電子学会(IEEE)共催の第29回通信ネットワークとアプリケーションに関する国際会議(29th International Telecommunication Networks and Applications Conference)において「優秀論文賞」を受賞しました。
 受賞論文名は「IoTゲートウェイの遅延時間を最小化する非統計的センサデータの適応的集約制御(Adaptive Control of Nonstatistical Sensor Data Aggregation to Minimize Latency in IoT Gateway)」です。

 本賞は、IoTゲートウェイにおいてセンサデータを集約する際に生じる遅延時間を最小に抑える制御技術を提案したことが高く評価されました。具体的には、無線LANのフレーム集約にも用いられている非統計的データ集約方式に対して、センサデータの到着が時間的に変動する場合でも、適応的に変動を吸収する制御方式を提案し、シミュレーションにより理論的に最適な遅延時間を達成できることを明らかにしました。
 
 通常、スマートグリッドやファクトリーオートメーションなどのIoTアプリケーションは、最大でも20msと非常に厳しい遅延時間が要求されます。しかし、本研究成果の制御方式をIoTゲートウェイに実装することで、時間変動する大量のセンサデータを最適に集約でき、遅延要件が厳しいIoTアプリケーションを実現することが可能となります。

 受賞に際し吉野教授は「投稿数138件の小規模な国際会議ではありますが採択率30%台の論文の中で、今回このような賞をいただくことができ大変嬉しく思います。日頃議論いただく共著の先生方に深く感謝申し上げます。今後は、大学運営の業務もありますが、常に学生や先生方との時間を大切にしながら研究に取り組んでいきたいと思います。」と抱負を述べました。


本学電気電子通信工学科 吉野教授
 

授賞式の様子

 

■教員紹介ページ(電気電子通信工学科・吉野秀明教授)
https://www.nit.ac.jp/gakka/subject/kyoin6/ec_yoshino.html

■研究室紹介(通信トラヒック工学研究室・吉野秀明教授)
https://www.nit.ac.jp/lab/denki/lab2-2.html

  • 2019/12/04
  • 広報室