日本工業大学 NIPPON INSTITUTE OF TECHNOLOGY

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機械工学科の桑原拓也准教授が第44回静電気学会全国大会において「著作賞」を受賞

 本学基幹工学部機械工学科の桑原拓也准教授が、2020年9月24日に行われた2020年度第44回静電気学会全国大会において「著作賞」を受賞しました。
 受賞書籍名は「New Technologies for Emission Control in Marine Diesel Engines(船舶ディーゼルエンジンの排ガス処理の新技術)」です。

 本賞は、船舶ディーゼルエンジンの排ガス浄化に関し、その原理・方法を網羅的にまとめた著書において、船舶排ガス浄化の現状分析や規制強化に向けた開発課題や目標なども書かれており、学生および大気環境浄化分野の一線で活躍している研究者にも役立つ貴重な資料であることが評価されました。
貨物輸送の99%以上が船舶によるもので、船舶の主力原動機はディーゼルエンジンです。一方で、ディーゼル排ガスによる大気汚染も問題となっており、自動車の規制に続き、船舶に対しても国際的な規制が強化されています。本書を読むことで、これらの問題と規制、その解決に向けた新技術を理解することができます。
 ディーゼルエンジンは燃料のエネルギー密度が高い上、高トルク出力である利点から自動車のみならず、船舶や建設機械などへ広く普及しています。しかし、有害物質の排出が問題となっています。逆に言えば、有害物質の排出が抑制されれば理想的な原動機と言っても過言ではありません。これらの問題を解決し得る新技術を解説しています。

 受賞に際し桑原准教授は、「本書では、我々が取り組んできた低温プラズマを用いた船舶ディーゼル排ガス処理技術も解説されています。今後も低温プラズマを用いた革新的な環境浄化技術の開発に取り組んでいきたいと思います。」と抱負を述べました。

 

桑原拓也准教授

 


【参考】
■一般社団法人 静電気学会
http://www.iesj.org/academic/zenkoku/

■研究室紹介(流体工学研究室・桑原拓也准教授)
https://www.nit.ac.jp/lab/kikai/lab2-5.html

■エルゼビア 書籍
https://www.elsevier.com/books/new-technologies-for-emission-control-in-marine-diesel-engines/okubo/978-0-12-812307-2

  • 2020/10/01
  • 企画広報室