本研究では、車群走行時の追突リスク低減を目的とした、先行車の減速予見情報をドライビングシミュレータ上で視覚的に呈示するシステムが支援対象車両のみではなく後方車群も追突リスクが低減することが期待できることが示されました。また、減速予見情報を呈示するシステムと衝突被害軽減ブレーキなどの運転支援システムを併用することで追従走行などがより安全になることが期待されています。
受賞に際し小関くんは、「この度はベスト・ペーパー賞をいただき、大変有り難く思っています。このような賞をいただけたのも、熱心に指導してくださる先生方や、共に学んできた友人たちであり、心から感謝いたします。今後も多くの困難が待ち受けていると思いますが、より一層成長し、少しでも社会に貢献できるように頑張りたいと思います。また、私達が行っている研究を通して、自動運転車への技術応用、自動車の予防安全性向上などの社会貢献につなげていきたいと考えています。」とコメントしています。
【(公社) 自動車技術会 関東支部主催 学術研究講演会】 公益社団法人 自動車技術会 関東支部が主催し、自動車技術に関連する研究や開発を行う技術者・研究者・学生を対象として年1回開催され、優秀な講演を行った者を表彰しています。
(公社)自動車技術会 関東支部 学術研究講演会 http://www.jsae.net/kanto_more/icatye/
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