日本工業大学 NIPPON INSTITUTE OF TECHNOLOGY

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電気電子工学科4年近藤清弥君(平栗研究室)が電子情報通信学会若手最優秀部門ポスター賞を受賞

9月26日~28日の3日間、静岡県伊東市のハトヤホテルで開催された電子情報通信学会・通信ソサイエティ・革新的無線通信技術に関する横断型研究会・Multiple Innovative Kenkyu-kai Association for wireless communications 2018(MIKA2018 )において、本学電気電子工学科4年の近藤清弥君(平栗研究室)が若手最優秀部門ポスター賞を受賞しました。

本研究の目的は人工照明によるトマト栽培の可能性を探ることにあります。水耕栽培自体は世界中で研究が行われ、すでに産業用としても運用されています。しかし、人工照明を用いた水耕栽培はリーフレタス、シソの葉、バジルなどの葉物が主であり、実を付ける植物についての研究報告は少数です。その要因として実を付ける植物は太陽光相当の光量が必要と言われ、栽培が難しいと言われています。そこで、実際にどのくらいの光量で、どのような周波数(紫外線や赤外線など)が重要な要因なのかを解明するために人工照明のLEDを用いたトマト栽培に挑戦しています。本研究は途中経過の発表内容ですが、ミニトマトに太陽光相当の光量を出力するLED照明を基板から設計し、実験を進めています。進捗の結果としてLED照射時間に差をつけることにより、成長が異なることが判明し、現在、最適な栽培方法を検討しているところです。       

近藤君は、「本研究によって果菜類の栽培手法を確立できれば、季節や気候に囚われずに安定した果菜類の収穫が期待できます。そのため私達も季節や気候に囚われず、安定した価格、品質で果菜類を入手できます。また本研究は、日本デルモンテ株式会社に研究費を出資いただいています。今後、私達の作ったトマトが市場に並ぶなど、産学連携にも貢献できることを期待しています。今回、約80名の発表者の中、上位10名の最優秀受賞者のほとんどが、企業の若手研究者や大学院生であり、その中で学部4年生の自分が受賞できたことに大変驚いており、正直、少し戸惑ってもいます。しかし、これらは指導してくださった平栗先生、進藤先生、そして応用化学科の芳賀先生の力なしでは成しえなかったと感じているとともに、大変感謝しています。また、その気持ちを忘れずにこれからの卒業研究でよりおいしいトマト作りに取り組んでいきたいと考えています。」とコメントしています。

【参考】 
■研究課程のFacebookページ                                                
Tomato kanahira 
https://m.facebook.com/Tomato-kanahira-1114103292089682/

■革新的無線通信技術に関する横断型研究会・Multiple Innovative Kenkyu-kai Association for wireless communications 2018(MIKA2018 )
http://mika-wc.org/

 
写真左より近藤清弥君、本会議委員長の名古屋工業大学・菊間信良教授
  • 2018/10/03
  • 広報室