中国語教育・日本語教育

呉 志良 教授

Laboratory

研究室紹介

単なる中国語の知識や運用だけでなく、国際社会の一員として必要な視点や考え方を身につけよう。今日ほど国際交流協力活動が重要になっているときはないと思う。本研究室では、中国への語学研修旅行を始め、いろんな交流活動を企画・実施しているから、ぜひ、遊びに来てください。

主な研究紹介

中国語を学ぼうとする日本人学生を対象に読解力と聴解力を養いながら表現力を高めるのを目標とする。特に漢字そのものの検証や読みを兼ねさせて、更に中国語の勉強を進めるためにしっかりした足場を作ることが目的である。学生の日常生活スタイルや中国のなまの情報を会話と学習要点の例文に取り入れ、中国が学生諸君に少しでも身近な存在になることを期待している。

  1. 漢字を巡る「漢字文化圏」の動き
  2. 日本からの漢字逆輸入
  3. 日中漢字の相違
  • 中国語に存在しない熟語または現代中国語で使われていない熟語
  • 熟語の意味が異なるもの。
  • 熟語の順序が反対になっているもの。
  • 熟語の一字か二字が異なっているもの。
  • 字形や略字などの相違
  • 筆画数が省略された日本漢字
  • 現代日中両国語における正字の異なるもの。
  • 熟語の意味が一部重なっていて、両者の間にずれのあるもの。

その他、中世日本文学における中国故事受容の研究をしている。