スポーツマネジメント学

丸山 三四四 教授

Laboratory

研究室紹介

現代の子どもたちから若者まで「コミュニケーション能力」不足しているといわれています。スマートフォンや携帯ゲームなどの普及で人と会話しなくても生きていけ、情報が収集できる世の中になりました。だからこそ「人」と「人」とを結ぶ会話を大切にしなければなりません。また世の中は「人」「物」「金」で成り立っています。それをうまく扱える能力がどんな組織でも大切な「マネジメント能力」となります。本研究室ではスポーツや私の専門分野である野球を通して、この「コミュニケーション能力」や「マネジメント能力」を身につけ、社会で即戦力として活躍できる人材を育てる研究に力を注いでいます。

主な研究紹介

スポーツを通したコミュニケーション能力の向上

スポーツが人格形成にどのように影響するか?
これには、様々な答えがありますが、スポーツは対人関係力が最も身近に身につく手段です。私は本学の運動クラブ活動を通して競技力の向上はもちろんのこと、他人と会話する、気にする、気遣う能力を養ってほしいと考えています。それが「コミュニケーション能力」です。「第31回教育改革シンポジウム」では「より効果的な学生支援を目指して」と題し、研究を発表いたしました。さらなる活動を通して現代の若者たちにコミュニケーション能力の向上に関する研究を進めていきたいと考えています。

マネジメント

組織づくりの根幹である「人」「物」「金」をどのように生かし、それを社会に還元するか。多くの経営者はこの能力に長けています。マネジメントをするということは、この3資源を上手に動かすことに尽きます。

硬式野球部の活動

硬式野球部の活動を通して、学生たちに人間力の向上を図っていきたいと考えています。スポーツで勝つためには何が必要なのか、また組織がより効果的に運営されるにはどのようなことが必要なのか、学生たちに説いています。上記の1,2も活動の一部ですが、学生たちにより良い学生生活を送ってもらうためにも私の専門分野である野球を通して伝えてきたいと考えています。

日本工業大学硬式野球部(公式ホームページ