大学生の力を活用した
福島県集落復興支援事業
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大学生の力を活用した
福島県集落復興支援事業
【2024年度活動】
学生環境推進委員会が主体となり、只見町塩沢集落が抱える課題解決を具現化する取組みとして、昨年の調査事業に引き続き、2024年度は次の段階である実証事業の受託契約を福島県と結びました。
さっそく6/15-16日に学生8名が現地を訪問。実証事業のテーマを「空き家活用」「観光促進」「SNS活用」の3つとし、地域住民との交流を深めつつ、ワークショップで方向性を確認しました。特産品の山菜加工場も見学し、学祭などでの直送販売のイメージも具体化しつつあります。今年度は3回の現地活動を予定しています。
【2023年度活動】
福島県の多くの集落では、高齢化や地域の担い手不足が進んでおり、集落の維持が困難になるという深刻な社会問題が顕在化しています。そのような問題について、福島県は、本事業を公募することにより、大学生の持つ発想や行動力、専門技術や知識を活用して、集落地域の活性化を図ることを目指しています。2023年度は、本学からの応募を含め、21の大学団体が採択され活動を行ないました。
本学では、2023年9月に学生環境推進委員会のメンバーと有志の学生を含む11名で福島県の只見町塩沢・十島地区に訪問し、現地の集落実態調査と地域の方々とのワークショップを行いました。意見交換の場では、現地の住民が抱える課題に向き合い、地元の豊かな自然を守りながら、どのように地域を活性化できるのかについてアイデアを出しました。2月には、福島市で開催された他団体と合同の活動成果報告会に参加し、今年度取り組んだ現地調査活動と集落活性化案を学生代表が発表しました。