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「防災レジリエンス型のCEMS省エネ制御システム装置」公開実証試験を実施

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12月16日(金)、公益財団法人埼玉県産業振興公社の「技術開発サポート事業」の一環である「防災レジリエンス型のCEMS(※1)省エネ制御装置の開発」をテーマにした実証事業説明会と視察見学会が本学を会場に実施されました。当日は、近隣地域を含む県の関係行政、技術開発企業、成田健一学長、電気電子通信工学科 竹本泰敏助教と研究室の学生など合わせて60名程が参加しました。
この実証試験は、埼玉キャンパスの食堂棟(ダイニングホール)屋根に新設された太陽光発電設備(20kW)、蓄電池設備、V2H(Vehicle to Home:停電時にEVのバッテリーから住宅に電気を供給)を備え、クラウド化サービスによりエネルギーを常時監視、電気自動車の充放電と蓄電池を利活用して省エネ制御するものです。
また、本実証事業(※2)は、台風・地震等で停電した時に地域の防災拠点として役割を果たせるシステムとなっています。
開発は株式会社積田電業社と株式会社セカンドフェイズが行い、竹本泰敏助教が技術協力を担っています。

※1:Community Energy Management System=地域内エネルギー管理システム
※2:本事業は、株式会社積田電業社により令和4年度埼玉県社会課題解決型新技術・新製品開発支援事業費補助金に採択されている。

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    竹本泰敏助教による発表
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    視察見学会
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