共通教育科目に関するFAQ

FAQ

クォータ科目全般について

Q1. クォータ科目って何ですか?

A1. 「クォータ」は英語で「4分の1」を意味します。春学期と秋学期(セメスター)をそれぞれ2つに区切った期間(1年に4つのクォータ)で開講される科目を指します。期間はセメスターの半分ですが、週に2回(2コマ)開講されるため、授業回数はセメスター科目と同じです。

Q2. クォータ科目の授業はいつやるの?

A2. クォータとセメスターは同時に進むので、春学期前半に第1クォータ科目、後半に第2クォータ科目、秋学期前半に第3クォータ科目、後半に第4クォータ科目が開講されます。

Q3. クォータ科目はどのような科目がありますか?

A3. 講義科目では、言語系科目の英語(一部)と理数系科目の数学(一部)・物理・化学、演習科目では理数系科目の「工学基礎実験」があります。講義科目は火曜日と金曜日の週2回授業があります.演習科目は週に1回2時限続けて行います。

Q4. クォータ科目の履修はどうするの?

A4. 新入生は、英語、数学、物理の講義科目については、入学時に受けるプレースメントテストの結果により、第1クォータで履修する科目が決まります。英語は「リーディングスキルII」、数学は「数学」、物理は「物理I」まで自動的に履修登録されます。春学期の履修登録期間には第1クォータと第2クォータ、秋学期の履修登録期間には第3クォータと第4クォータの履修科目を日本工大サポータルで確認しましょう。「応用解析」「物理II」「化学I」「化学II」は登録期間に自分で履修登録をする必要があります。「工学基礎実験」は、履修するクォータが指定されるので確認しておきましょう。2年生以上については、オリエンテーションでの説明の通りです。

Q5. クォータ科目の履修登録期間は?

A5. クォータが始まるタイミングは年に4回ありますが、履修登録をするタイミングは2回(春学期と秋学期の履修登録期間)です。第2クォータと第4クォータで自動で履修登録されない科目を履修する場合は、それぞれ前もって履修登録することになります。

Q6. プレースメントテストって何?

A6. プレースメントテストは入学時に受ける「英語」「数学」「物理」のテストのことで、各科目の理解度をチェックするためのものです。
このテストに成績によって、第1クォータで履修するクォータ科目が決まります。

Q7. クォータ科目の成績はいつ出るの?

A7. 第1・第3クォータの成績は各クォータが終了するとすぐに合否が出て、終了後1週間以内にサポータルで確認できます。なお、第2・第4クォータの成績は春・秋学期の成績発表のときに確認できます。

Q8. クォータ科目の必修科目って?

A8. 英語科目の「リーディングスキルI」「リーディングスキルII」、物理科目の「工学基礎実験」が必修科目です。加えて、ロボティクス学科とデータサイエンス学科は、数学科目の「数学」、物理科目の「物理I」も必修科目です。

Q9. プレースメントテストの結果で指定された科目の、前の段階/次の段階の科目からスタートできますか?

A9. プレースメントテストの結果で決められた以外の科目からのスタートはできないよ。自動登録された科目を履修しよう。(後から前の段階の科目を履修することもできません。)

英語科目について

Q1. 最初に履修するクォータ英語科目は?

A1. 入学時のプレースメントテストの結果で、「基礎英語I」「基礎英語II」「リーディングスキルI」の3科目のどれかから始まります。自動的に振り分けられるので、各自で自分のスタートレベルを確認しましょう。

Q2. 英語のクォータ必修科目は?

A2. 「リーディングスキルI」と「リーディングスキルII」です。

Q3. セメスター科目の履修方法は?

A3. 「リーディングスキルII」に合格するとセメスター科目が履修できます。

Q4. 英語クォータ科目合格の秘訣は?

A4. 授業内で実施される合計4回のテストの結果に基づき、合否が決定します。授業で学習した英単語・英文法・読解の知識やテキストの内容をよく復習しておきましょう。学修に不安がある場合には学修支援センターを利用したり、また「リーディングスキルI」と「リーディングスキルII」ではオンライン教材を活用したりしてみましょう。また、授業内での課題は学修内容を確認するチャンス。できなかった問題は、次には必ずできるようにしておきましょう。

Q5. 卒業に必要な英語科目の単位数は?

A5. 6単位が必要です。英語科目はクォータ科目もセメスター科目も1科目1単位なので、卒業までに6科目を履修します。

Q6. 英語が苦手で「基礎英語I」からスタートになりました。1/4期で合格できなかった場合は「基礎英語II」には進めないのですか?

A6. 進めません。第1クォータで不合格だった場合には、第2クォータでも「基礎英語I」を履修します。「基礎英語I」を合格するまで「基礎英語II」には進めません。

Q7. 「リーディングスキルI」からのスタートになりました。ちょっとついていけそうにないので、途中から「基礎英語II」もしくは「基礎英語I」から学びなおしたいのですが?

A7. 「リーディングスキルI」からスタートした人は「基礎英語II」も「基礎英語I」も履修できません。基礎を学び直したいときには学修支援センターを活用しましょう。

Q8. 「基礎英語I」を修得後「リーディングスキルI」に飛び級はできますか?

A8. 「基礎英語I」を履修し終えたら「基礎英語II」に移ります。飛び級はできません。一歩一歩進みましょう。

Q9. 語学系科目の卒業要件は6単位ということですが、「基礎英語I」からの履修者はセメスター科目を1つ履修すればよいのですか?

A9. 英語科目はクォータ科目もセメスター科目もどれも1単位です。クォータ科目は「基礎英語I」から始めた人は「基礎英語II」「リーディングスキルI」「リーディングスキルII」と4つ、つまり4単位を履修するので、あとはセメスター科目で2科目、つまり2単位を履修します。

Q10. 留学生も英語科目を履修する必要はありますか?

A10. 「リーディングスキルI」、「リーディングスキルII」は必修科目なので、すべての学生が履修する必要があります。ただし、留学生は留学生対象科目の「日本語表現I・II」「日本語I・II・III・IV」(計6科目、各1単位)を修得することにより、語学系科目の卒業要件を満たすこともできます。

Q11. 「リーディングスキルI」からの履修者はセメスター科目を2つ履修しなければなりませんか?

A11. 「リーディングスキルI」から始めた人は「リーディングスキルII」とあわせて2科目、つまり2単位をクォータ科目で履修するので、あとはセメスター科目で4科目、つまり4単位を履修します。

Q12. 英語が得意なので「リーディングスキルII」から履修してもいいですか?

A12. それはできません。英語が得意な人でも「リーディングスキルI」から始まります。

Q13. プレースメントテストで「基礎英語II」に振り分けられました。一年間でどれだけの単位を取得できますか?

A13. 順調に進むと、第1クォータで「基礎英語II」、第2クォータで「リーディングスキルI」、第3クォータで「リーディングスキルII」の3科目3単位が一年生のうちに修得できます。クォータ科目が終わるとセメスター科目に移りますが、第四クォータはセメスターの半分しか期間がないので、セメスター科目を登録できません。2年生になるまで待っていてください。

数学科目について

Q1. 数学科目について

A1. プレースメントテストの結果に応じて、「基礎数学I」「基礎数学II」「数学」のいずれかを最初に履修します。

Q2. 最初に履修するクォータ数学科目のスタートレベルを教えてください。

A2. 「基礎数学I」は高校数学の範囲の各種関数とベクトルの性質について初歩から学びます。「基礎数学II」は「基礎数学I」の内容を理解していることを前提として、高校数学の微分積分の内容を復習します。「数学」は高等数学の内容を概ね理解していることを前提として、多変数関数の微積と行列の数学を学びます。

Q3. 数学のクォータ必修科目は?

A3. ロボティクス学科とデータサイエンス学科は、「数学」が必修科目です。

Q4. セメスター科目の履修方法は?

A4. 条件はありません。セメスター科目(「確率論」と「統計学」)は秋学期から開講され、クォータ科目との同時履修も可能です。

Q5. 数学クォータ科目合格の秘訣は?

A5. 7回の小テストの点数で合否が決まります。問題集を繰り返し解くことで理解を深め、小テストに挑んでください。分からないところがあったら、教科書と解答集をじっくり読んでください。問題解答に関する全ての事が載っているので、自己学習に大いに役立つはずです。

Q6. 「数学」からスタートになりました。「応用解析」を履修したのち「確率論」と「統計学」は同時に履修することはできますか?

A6. 「確率論」と「統計学」は秋学期から開講され、同時履修することができます.同時履修しない場合は、まず確率論を履修してから統計学を履修することを勧めます。

物理科目について

Q1. 最初に履修するクォータ物理科目は?

A1. プレースメントテストの結果に応じて、「工学基礎物理」「物理I」のいずれかを最初に履修します。

Q2. 物理のクォータ必修科目は?

A2.「工学基礎実験」です。加えて、ロボティクス学科とデータサイエンス学科は、「物理I」も必修科目です。

Q3. 「工学基礎実験」の履修方法は?

A3. 学科ごとに履修するクォータが決められています。週1回、2時限連続の授業です。

Q4. 物理クォータ科目合格の秘訣は?

A4. 講義科目は7回の小テストの点数で合否が決まります。授業中に配布されるワークシートの問題は完璧に解けるようにしよう。「工学基礎実験」については、毎回きちんと出席して実験を行い、結果や考察をまとめた実験報告書を提出しましょう。

Q5. 「物理I」からスタートになったけど、第1クォータで合格できる自信がない。第2クォータの履修登録はどうすればいいの?

A5. 第2クォータに履修する科目は、第1クォータに履修登録した科目に全て合格するという前提で、春学期の履修登録期間に履修登録します。これは、自動登録の場合も、自分で登録する場合も同じです。もし、選択科目「物理II」を履修したいと考えているなら、春学期の履修登録期間に登録してください。

Q6. 「工学基礎実験」はいつ履修するの?プレースメントテストと関係ある?

A6. 「工学基礎実験」は学科ごとに履修するクォータが決められています。プレースメントテストの結果とは無関係に自動で履修登録されます。

化学科目について

Q1. 化学のクォータ科目は履修する必要あるの?

A1. 化学は選択クォータ科目です。
ただし、応用化学科は3年への進級条件になっているので、「化学I」と「化学II」のどちらも履修し、1、2年のうちに合格しておく必要があります。

Q2. 「化学I」と「化学II」はどのクォータでも履修できますか?

A2. 「化学I」は第1, 3クォータに、「化学II」は第2, 4クォータに開講されるので、注意してください。

Q3. 「化学II」を先に履修してもいい?

A3. 「化学I」「化学II」の順番で履修する必要はありません。