翻訳・英語教育

鈴木 仁 准教授

Laboratory

研究室紹介

鈴木研究室では主に次の3種類の研究・教育活動をしています。

主な研究紹介

英語学習の相談窓口(対象:初級者または英語学習を成功させたい方)

英語の学習について幅広く考えています。英語をどうやって学ぶか、何から学んでいくのかなどの質問がある時には研究室までお越しください。個別の対応をしています。英語学習法は誰にでも当てはまる決定版が存在していると私は思いません。それでも、学習習慣、必要性など、様々な要因で、その学習者にちょうどよい学習法があるはずです。その意味で、今まで、いろいろ試した学習者ほど迷うことがあります。学習者ごとに、ちょうどアスリートの個人トレーナーのような役割を持つ専門家が関われると事情も変わります。

研究室で学生と個人面談中

字幕作成(対象:英検2級合格程度以上の英語力がある方)

業界標準字幕作成ソフトで映像(音声言語:英語)に日本語字幕を付ける練習をします。英語➡日本語の字幕を作ります。日本語字幕を作る作業を通して映像翻訳を体験します。言語全般への知識を高め、字幕作成の基本を学びます。文学作品などの翻訳と字幕翻訳の違いを確認します。英語と日本語の表現方法の違いを字幕で表す方法を学びます。何を残し、何を捨てるか判断します。わかりやすい字幕とはどのような特徴があるかを調べます。これらの作業と理解を通して英語学習に役立てます。

音声言語(英語)を波形(最下部)で確かめながら日本語を画面右側に入力していく翻訳ソフトのインターフェイス画面(株式会社カンバスの製品紹介サイトより転載)

映画・ドラマ等の鑑賞と意見交換(対象:全員です。条件はありません)

映画はもちろん、海外ドラマなどの映像コンテンツは、一部の例外を除いて、娯楽の対象です。見た映画やドラマについて、語るのは感情の表出として誰も止められません。感動や評価を主観的にしてかまわないはずです。自由に語り合いましょう。楽しんでなんぼです。趣味で映画を見てきた方で、話し相手が学内に欲しくなったらおいで下さい。私が見ていない作品の場合は時間をもらって、見てからということもありますが、ご容赦ください。たくさん見ていないからとか1作品だけしか見ていないからと遠慮する必要は全くありません。娯楽は本人が感動すれば、それでよし。楽しみ方に流儀も王道もありません。好き嫌いがあって当然です。評論家は別ですが、言いたいことを言うのが意見交換です。鋭い観察も、浅い解釈もありです。

吹き替え(または字幕)で楽しみます。つまり、言語の壁はないものとして扱います。字幕の場合は1作品につき少数の英語表現を取り出すこともあります。

スクリプト(台本)とDVD、評論などです