竹本泰敏|教員紹介|実工学教育の日本工業大学

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基幹工学部 電気情報工学科
※2025年4月より、電気電子通信工学科から学科名称変更予定

助教/竹本泰敏 [電力システム]

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プロフィール

昭和56年(1981年) 6月11日生まれ
博士(工学) 平成22年3月
平成22年3月 芝浦工業大学大学院工学研究科 博士課程修了
サレジオ工業高等専門学校電気工学科 助教、福井工業高等専門学校 電気電子工学科講師を経て現職
趣味:スキューバダイビング(DIVE MASTER)、旅行、ドライブ

研究者情報(外部サイトresearchmap)

研究室紹介 紹介動画① 紹介動画②

専門

電力システム、電力機器、再生可能エネルギー、分散電源、スマートグリッド

研究テーマ

小規模系統間連系に関する研究、小水力発電の系統連系モデルの提案
電熱併給型太陽光発電システムの提案と評価

社会的活動

電気学会 代議員(平成26年2月~現在)
電気学会系統運用者から見た電力設備の運用限度調査専門委員会作業会委員(平成26年7月~現在)
電気学会給電運用と気象情報調査専門委員会作業会委員(平成24年6月~平成26年6月)
電気学会給電情報の収集配信体系調査専門委員会作業会委員(平成22年4月~平成24年4月)
電気学会編修第4部会編集委員(平成22年4月~平成24年3月)
平成22年電気学会産業応用部門大会実行委員(平成22年4月~平成22年10月)
鯖江型持続可能エネルギー利活用推進協議会委員
同小水力発電検討分科会委員長(平成25年7月~平成26年3月)

メッセージ

私たちの生活では、電力というエネルギーを用いたものが身近に数多くあります。そして、空気のようにあって当然という印象の方も多いのではないでしょうか?しかし、電力は蓄えることが難しい、二次エネルギーです。この電力というエネルギーを、生活の場に安定的に送るには、様々な技術が用いられています。あって当然になっている電力を、今後も安全かつ安定的に供給するとともに、環境に配慮した持続可能であるエネルギーの導入の必要があると考えています。
日本は、水資源が豊な国であり、まだエネルギーとして未利用な部分があります。このエネルギーを利用する小水力発電のような分散電源の導入、太陽光・風力といった再生可能エネルギーの導入促進が必要であり、電力品質低下なしに導入量を増やす技術が重要であると考えています。

研究概要

地球温暖化をはじめ近年問題視されている環境問題への対策として、化石燃料から風力、太陽光、水力といった持続可能なエネルギー(再生可能エネルギー)の利用が期待されています。研究室では、再生可能エネルギーの導入促進を目的に、「分散電源の出力制御」,「分散電源と電力系統間の連系手法」、「太陽光発電の高効率化」に関する研究を行っています。