教育改革シンポジウム|教育力・研究力|実工学教育の日本工業大学
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教育力・研究力教育改革シンポジウム

第69回教育改革シンポジウム(FD/SD研修会)
SNS 活⽤におけるリスク対策セミナー

■日時:
令和 4 年7⽉ 12⽇(火)  17:35~19:00

■場所:
5号館 5-203 教室

■趣旨:
 SNS は、現在、とても身近なコミュニケーション手段になりました。世代は中高生から社会人まで、その範囲は世界中です。個人での利用はもちろん、情報収集への活用など業務的な利用も多くなっています。すべてが急速に進み、かつ変化しています。その急速普及や変化の中で、使い方は必ずしも確立されておらず千差万別で多岐にわたっています。
 すなわち、とても便利な反面、リスクも大きい訳です。リスクに対する社会の意識の涵養や法整備も後手に回っている状況です。使い⽅によっては⼤な被害が発⽣し、被害者にも加害者にもなってしまいます。 
 このセミナーでは、個⼈情報漏洩のリスク、SNS上での炎上について、SNS発信に際しての注意点、あるいは組織における危機管理などについて講義および議論します。
※なお、本シンポジウムは「令和4年度学校法人日本工業大学研修プログラム」の一環で、大学・中高・法人本部共通のコンプライアンス研修として実施されたものです。

■プログラム:
(司会:総務課長 杉村 京子)
1.開催の挨拶:学⻑ 成⽥ 健⼀
2.趣旨説明・講師紹介:学園事務局⻑補佐 西村 典晃
3.講演:(講師)影山 宏泰先生
 タイトル:SNSの炎上対策とコンプライアンス

講師プロフィール:影島 広泰(かげしま ひろやす)氏
牛島総合法律事務所 弁護士
1998年⼀橋⼤学法学部卒業、2003年10 ⽉弁護⼠登録(第56 期)、2013年1⽉⽜島総合法律事務所パートナー就任、2015年5⽉情報化推進国⺠会議・本委員(〜2017年3⽉)、2015年7⽉情報化推進国⺠会議マイナンバー検討特別委員会委員(〜2015年12⽉)、2017年4⽉⽇本情報経済社会推進協会プライバシーマーク付与適格性審査会委員。「改正個⼈情報保護法と企業実務(清⽂社)」他、著書・論⽂多数。

■参加者数:
会場参加者)27名・(オンライン参加者)168名

内容の紹介
実際のSNS炎上トラブルの実例を15例(Case1~Case15)紹介していただいた。大学で身近な学生などのアルバイト先での実例、採用内定者の投稿による実例、インターンシップ先での実例など、および企業活動における従業員、顧客、第三者による投稿の炎上事例、企業の公式アカウントでの炎上事例が紹介された。いずれもありある話で、それに対する具体的な対策法が示されたので、とても参考になった。
SNS炎上防止のために講ずべき対策が解説された。炎上する要因、組織体制の在り方、教育の重要性などが具体的に示された。要因に基づいた合理的な解説であり、明日からでもすぐにとり組むべき内容を含んでいた。
SNSで情報発信する際の留意点がいくつか解説された。炎上防止のための具体的対策、誤投稿の防止、関連法令や権利侵害などを重要な順に解説された。また、景品表示法では、商品や役務の品質および企画その他の内容に関して、他に比べて著しくすぐれているなどの不当な表示、価格などの取引条件などの不当な表示が禁止されている。一般消費者ではなく商品やサービス提供側が口コミサイトに投稿すると、この法律に抵触する。
炎上時の危機管理について詳細に解説された。メディアやネット対応、プロバイダ責任制限法の送信防止措置に基づく投稿削除の要求の仕方、および裁判による削除請求までが解説された。さらに、投稿者の特定方法、投稿した従業員の処分に関しても解説された。
 以上、4項目に整理された内容が、具体的に解説され、すぐにでも取るべき対応や措置を含み、とても参考になりました。

(教育研究推進室 神 雅彦)

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    発表スライド
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    学長挨拶:成田健一学長
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    趣旨説明・講師紹介:西村典晃学園事務局⻑補佐
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    講演状況①:影山宏泰先生
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    講演状況②:影山宏泰先生
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    会場の様子(このほかオンライン参加168名)

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