
教育力・研究力彩の国連携力育成プロジェクト
このプロジェクトでは4大学共同でサイトを立ち上げ、 各大学の活動を紹介しています。
最新の活動状況については以下のサイトをご覧ください。
【彩の国連携力育成プロジェクト】
https://www.saipe.jp/
2024年度彩の国連携力育成プロジェクト(SAIPE)活動報告書が完成しました
彩の国連携力育成プロジェクトは、2012年度に文部科学省「大学間連携共同教育推進事業」の採択を受け、埼玉県立大学、埼玉医科大学、城西大学と本学の4大学並びに埼玉県の5者により、「彩の国大学連携による住民の暮しを支える連携力の高い専門職育成」を目的として活動してまいりました。
助成期間終了の2017年度以降も、活動の幅を広げ、取り組みを継続しています。
2024年度の彩の国連携力育成プロジェクト活動報告書が完成しましたのでご報告いたします。
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本学学生の取り組みや紹介は下記ページをご覧ください。
P.13 彩の国連携科目_IPW演習(緩和医療学)
P.14 彩の国連携科目_IPW演習(リハビリテーションと生活空間デザイン)
P.20 4大学・埼玉県における連携教育の展開・発展・トピック_日本工業大学
P.31 地域における連携力育成事業
P.34 トークイベント
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開始から12年を経た彩の国連携力育成プロジェクト(SAIPE)の現状について、ご覧いただけたら幸いです。
暮しの中にケアを編む~歯科医がつくったサロンでともに学び・考える~を開催しました
2025年3月9日(日)に、高柳歯科院併設サロンを会場として、予防歯科の第一線で活躍されている高柳歯科医院院長の高柳篤史先生と、サロンを設計した建築家の倉林貴彦先生を講師としたトークインベントを開催しました。
共同学習事業とは、正規の授業以外における連携大学(埼玉県立大学・埼玉医科大学・城西大学・本学)の学生たちの学びあいを支援することを目的としています。
今回のトークイベントは、講師の先生方のレクチャーとグループワークを通じて、暮らしの中にケアがあること、そのためのアプローチ、建築・空間デザインの可能性などについて4大学の学生が学び合う機会として企画しました。
高柳先生からは、口腔保健における暮らしからのアプローチの必要性、そのための拠点であるサロンの構想について、倉林先生からは、高柳先生の思いから辿りついたサロンの様々なつくりや仕掛け、敷地や地域環境を踏まえた設計のあり方、ケアの場所を日常に結び付けていくことの大切さなどについてお話しいただきました。
先生方のレクチャーを受けて、看護学科の学生から、「人がどう生きたいかを中心にケアについて考えているが、建築も同じように考えるという発見があった。」との感想があり、建築学科の学生から、「医療者など他分野の人も含め、関係者を巻き込みながら進める設計のプロセスに可能性を感じた。」などの感想がありました。
先生方のお話と他分野の学生との交流を通じて、これまでになかった視点に触れ、それぞれに気づきや学びの多い一日となったようでした。
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高柳篤史先生のレクチャーの様子 -
倉林貴彦先生のレクチャーの様子 -
グループワークの様子 -
コーヒーブレイク -
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グループワークでの意見の共有
過去の掲載記事
- 認知症にフレンドリー社会に向けた合同展vol.5が開催されました
- 認知症にフレンドリー社会に向けた合同展vol.3が開催されました
- 認知症にフレンドリー社会に向けた合同展vol.2が開催されました
- 彩の国連携力育成プロジェクトの4大学卒業生が全国介護福祉総合フェスティバルで登壇
- 書籍「保健・医療・福祉のための専門職連携教育プログラム」を出版しました
- 埼玉県立大学20周年事業「彩の国連携力育成シンポジウム」を開催しました
- 共同学習事業~ケアとしての商いを考える~を開催しました
- 埼玉県内の4大学で連携、協働した「彩の国連携力育成プロジェクト」が日本学術振興会より最高評価(S)を受けました。
- H29.11.26開催:平成29年度勉強会「避難所の生活環境整備における地域住民・専門職の連携」