伴雅人|教員紹介|実工学教育の日本工業大学

教員一覧(学科、施設別)教員紹介

基幹工学部 環境生命化学科
※2025年4月より、応用化学科から学科名称変更予定

教授/伴雅人 [マイクロ・ナノデバイス]

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プロフィール

昭和40年5月生まれ 博士(工学)
平成3年3月名古屋大学大学院工学研究科修士課程修了、川崎重工業株式会社、技術研究所主任研究員を歴任
趣味:昆虫採集・水泳

研究者情報(外部サイトresearchmap)

研究室紹介 紹介動画

専門

真空工学、プラズマ発生・応用工学、薄膜工学、ナノバイオマテリアル

研究テーマ

プラズマ・光・インクジェットを用いた
・医療・診断・健康支援ポリマーMEMSの研究 / ・生体適合性高分子材料に関する研究 / ・ナノ粒子の創製および利用技術の研究

社会的活動

(社)表面技術協会 会誌編集委員会 委員 (平成18年4月〜現在)、(社)表面技術協会 評議員 (平成19年2月〜現在)

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    ナノ粒子分散抗菌薄膜の研究
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    インクジェットによる生体適合性材料の研究
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    夏のゼミ旅行(河口湖)の様子

メッセージ

伴研究室では、バイオ・ナノテクノロジーに「工学から」アプローチすることで、在宅医療、高齢者支援、健康支援を目的とした機器を研究ターゲットとしています。研究室の方針は「自主性尊重」で、やる気のある学生さんにはとことんサポートをしています(今年も4年生2人が学会発表しました)。数社のメーカーと行なっている共同研究を通して、また長年メーカーで働いてきた私の経験から、一足早く社会人としての素養を身につけられるような指導をしていきたいと思います。もちろん、バイオ・ナノテクを極めたい学生さんには、大学院への進学を応援します。

研究概要

伴研究室では、マイクロ・ナノレベルの加工技術や材料を使い、人と機械の融合化技術および家庭と機械の共存技術の実現を目指している。具体的には、プラズマ・光・インクジェットなどの先端技術を用いた高分子材料表面の高機能化や高分子微粒子構造体の形成などにより、医療・診断や健康に役立つ使い捨ての小さなチップ(マイクロ化学チップ)の高性能化に関する研究、生体適合性・非侵襲性・抗菌性を持つ材料表面の形成技術に関する研究などを行なっている。

研究教育設備

○プラズマCVD装置 川崎重工業㈱
○真空プロセス装置 テクノファイン
○ナノ粒子供給装置 リンテック、他 
○インクジェット式超微量  スポッタ装置 マイクロジェット
○マイクロ化学チップ評価装置 マイクロ化学技研、他
○蛍光分光評価装置 日立
○ラバーホイール評価試験装置 ウエルディングアロイズ・ジャパン 
○オートクレーブ
○インキュベータ
○光照射装置
○パソコン、プリンタ、パソコンソフト、液晶プロジェクタなど