髙桒広太郎|教員紹介|実工学教育の日本工業大学

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建築学部建築学科 建築コース

助手/髙桒広太郎 [建築意匠]

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プロフィール

昭和54年12月生まれ、博士(工学)
平成25年3月 日本工業大学大学院工学研究科博士後期課程建築学専攻修了
趣味:自転車

 

専門

建築意匠

研究テーマ

現代日本における建築と土木構築物の混在による都市空間の構成形式に関する研究
<アウトサイダー・アーキテクチャー>における建築表現に関する研究

社会的活動

日本建築学会 会員

メッセージ

あまり人に自慢できる話ではありませんが…私は大学に入学してから、机に向かってノートにペンを走らせる、いわゆる「勉強」をした記憶がありません。図書館で建築の本を一日中眺めたり、製図室で夜遅くまで図面や模型をつくったり、研究室で先輩や友人たちと建築談義に花を咲かせたり(お酒をのみながら)、長い休暇期間にはたくさんの建築旅行に出かけました。これは「勉強」というより、大学生活での「日常」のようなもので、とりわけ建築設計という分野において、大変貴重な経験となります。みなさんも、こうした大学生活を通して「ケンチク」を学んでみませんか?

研究概要

一般に建物は、施主の依頼のもと、建築の専門的な教育を受けた設計者によって設計され、高度な建設技術をもつ施工者によって建設されることで実現に至ります。一方で、こうした専門的な設計・施工教育を受けず、体系的な建築知識も有しない者により、独力で建設された建築等がみられます。これらは、単なる趣味の延長や建設コストの削減といった理由からではなく、社会に対する何らかのメッセージを込めた、表現対象として建設された場合が多く、こうした建築を〈アウトサイダー・アークテクチャー〉と捉え、調査・分析を行っています。