吉野秀明|教員紹介|実工学教育の日本工業大学

教員一覧(学科、施設別)教員紹介

先進工学部 データサイエンス学科

教授/𠮷野秀明 [通信トラヒック工学]

yoshida_h.jpg

プロフィール

昭和35年12月生まれ、博士(理学)
昭和60年3月 東京工業大学 大学院 理工学研究科 情報科学専攻 修士課程 修了
平成24年8月まで 日本電信電話株式会社 研究所 主席研究員
趣味:釣り、旅、サッカー

研究者情報(外部サイトresearchmap)

研究室紹介紹介動画

専門

通信トラヒック工学、通信品質

研究テーマ

情報通信ネットワークの測定、分析、可視化、性能評価、トラヒック制御

社会的活動

・電子情報通信学会 監事(平成24年~平成25年)、同 コミュニケーション研究専門委員会 委員長(平成21年~平成23年)、同 研究専門委員会 顧問(平成23年~現在)
・IEEE GLOBECOM/ICC CQRM Symposium Co-Chair (平成22年~平成25年)、IEEE Communication Quality and Reliability (CQR) Technical Committee Chair (平成26年~平成27年)、同 Advisory Board Chair (平成28年~現在)
・日本オペレーションズ・リサーチ(OR)学会 理事(平成18年~平成20年)
【受賞歴】 電子情報通信学会フェロー、同通信ソサイエティ論文賞、IEEE GLOBECOM 2010 Outstanding Leadership Award、IEEE CQR Chairman's Award、日本OR学会 事例研究奨励賞等

メッセージ

インターネットに代表される情報通信は、技術進歩が最も早い分野の一つです。スマートフォンやタブレットなどの端末の進化、LINEやTwitterなどのアプリケーションの多様化、IoTの進展により、通信ネットワーク上の情報の流れ(通信トラヒック)が大きく変化しています。本研究室では、目に見えないトラヒックの変化を可視化し、快適なインターネットを実現するための技術の確立を目指し、機械学習に基づくビッグデータ解析、ネットワークシミュレーション、待ち行列理論に基づく数理解析モデルなど、最先端の技術を駆使した評価法、設計法、制御法の研究に日夜取り組んでいます。これからの時代に求められる『データ分析力』の高度なスキルを身に付け、学会や社会インフラに貢献する、とてもやりがいのある研究に、あなたも挑戦してみませんか?

研究概要

インターネットに代表される情報通信ネットワークから得られる実データに基づいた、ネットワークの測定、分析、可視化、性能評価,制御に関する実践的な研究を進めています.研究テーマの例は次のとおりです。
● センサデータの時空間集約による異常トラヒック検知手法の研究
● 災害型輻輳に対するトラヒック制御方式の提案と評価
● SNSのビッグデータ解析による需要・トラヒック予測

研究教育設備

○ビッグデータ分析用分散処理サーバ
○汎用シミュレーションシステム S4