吉田要|教員紹介|実工学教育の日本工業大学

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共通教育学群

准教授/吉田要 [アメリカ文学、英語教育]

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プロフィール

首都大学東京大学院人文科学研究科文化関係論専攻欧米文化論分野英文学教室単位取得満期退学、修士(文学)
首都大学東京都市教養学部人文・社会系国際文化コース欧米文化論分野英語圏文化論教室助教を経て現職
趣味:公園巡り、サッカー、将棋

研究者情報(外部サイトresearchmap)

研究室紹介

専門

アメリカ文学、英語教育

研究テーマ

19世紀のアメリカ詩(特にエミリィ・ディキンスン)、洋楽を用いた英語教育

社会的活動

日本英文学会 関東支部大会準備委員(平成29年4月~現在)
日本アメリカ文学会 東京支部運営委員(平成23年9月~24年4月)
日本エミリィ・ディキンスン学会 理事(平成26年6月~現在)
新英米文学会 研究企画委員(平成18年8月~23年8月)

メッセージ

英語でコミュニケーションが図れるのは格好いいかもしれません。しかし考えてみていただきたいのは、ネイティヴ・スピーカーのように流暢できれいに発音される英語だけが英語なのでしょうか、ということです。21世紀のいまは英語を話す人の多くがノン・ネイティヴ・スピーカーという時代です。お国訛りがあっても、語順が変でも、一回で聞き取ってもらえなくても、それでも英語をしゃべっている人は何十億人もいます。アメリカ人やイギリス人のネイティヴ・スピーカーが話す英語だけを追い求める所作は捨て去り、つたない英語でも自分のできる範囲で、でも伝えようとする気概をもって、英語を口にしてみましょう。

研究概要

詩人は社会的にいかに形成され、詩はいかに生み出されるのか。19世紀のアメリカ詩人Emily Dickinsonは社会にあまり目を向けず、内向きな傾向が強いと目されてきましたが、実は社会と深いつながりがあるのではないかという仮定に基づき、詩人や詩を社会・文化・歴史というレンズを通して考察する作業を進めています。現在は「農業」をキーワードにして、ディキンスンと農業環境との関係を探究しています。                  また、洋楽を英語教育に用いる実践を通して、歌詞の意味だけではなく音のつながりやリズムを体感すること、曲や歌手についての記事を読んで関連する映像を見ること、曲や歌手などに関する考えを伝え合ったり発表したりすること、などの有効性を模索しています。