黒津髙行|教員紹介|実工学教育の日本工業大学

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建築学部建築学科 生活環境デザインコース

教授/黒津髙行 [建築歴史・構法]

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プロフィール

工学博士 一級建築士
日本工業大学大学院 博士後期課程建築学専攻修了
福島県生まれ、建築設計事務所を経て2000年から現職

研究者情報(外部サイトresearchmap)

研究室紹介

専門

建築歴史・構法

研究テーマ

地域文化資産の建築調査と再生計画、住空間デザインに関する調査研究

受賞履歴

1998年日本建築学会賞、1993年日本建築学会奨励賞

社会的活動

日本建築学会正会員、建築史学会正会員、生活文化史学会正会員

メッセージ

心地よい室内空間とは何か、安全で快適な住まいとはどのように創るかなど、人々が日常の生活を営む空間のデザインについて考えてみませんか。今は建築設計の実務から離れ歴史ある建築の研究をしていますが、私はモノと空間の関係そのバランスなど、コンピュータを用いた仮想空間上の理解にとどまらず、 実際に手を動かして空間を創造することが好きです。また、建築を実際に見て歩くことも大事なことで、なにより楽しい体験なのです。直接肌に触れる家具製作など、実践的なモノ創りに挑戦することもたいへん興味深いことだと思います。こうした体験には新たな発見があり、大いに刺激的だからです。さあ、皆さんにもこうした体験や出会いがあることを願っています。

研究概要

建築と人間の関わりについて歴史を遡って調べ、国内外の建築を対象に、空間デザインや建築技術の分厚い蓄積を読み解いています。身近な歴史ある建築や家具調度品などの調査成果を基に、調査地の人たちと共に建築を使い続けるための方策を考え、豊かな文化環境を育む町づくりに活かすための資料提供を目指しています。これまで手掛けた基礎調査が契機となり、世界遺産登録や地域の指定文化財となった住宅や保存修復に繋がった建築の事例がありますが、当研究室では学生の行動力が実践的研究を推進しています。学生にとっては、実物の魅力に触れる体験的学習の場であり、国外の調査においては国際協力の一端を知る機会にもなっています。 

研究教育設備

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