上原嘉宏|教員紹介|実工学教育の日本工業大学

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助手/上原嘉宏 [工業技術博物館]

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プロフィール

昭和43年12月生まれ 博士(工学)
平成3年3月 日本工業大学 工学部 機械学科卒業
平成3年4月 株式会社サン精密化工研究所入社
平成11年10月 国立研究開発法人 理化学研究所入所
平成20年3月 博士(工学):埼玉大学 博理工乙第171号
令和3年9月 日本工業大学 工業技術博物館

専門

研削加工、超精密加工、卓上加工機

研究テーマ

鏡面加工における付加価値創成技術の開発
デスクトップタイプ工作機械による工作技術の開発

受賞履歴

2004年 精密工学会 ベストプレゼンテーション賞受賞
2006年 型技術協会 奨励賞受賞
2014年 The 7th MIRAI Conference on Microfabrication and Green Technology,Technical award受賞
2021年 IJEM Best Paper Award受賞

社会的活動

精密工学会 正会員(平成12年~現在)
砥粒加工学会 正会員(平成12年~現在)
ELID研削研究会 主査(平成11年~現在)
マイクロ加工研究会 正会員(平成12年~現在)
テクニスト研究会 正会員(平成21年~現在)

メッセージ

工業技術博物館では、例えば旋盤(加工したい材料を回転させて固定した刃物を当てることにより円筒形状を作る機械)では、足踏みの動力から手回し『はづみ車』の動力へ移り変わり、続いて蒸気からモータへと工作機械を動かすための動力の変化を目の当たりにすることができます。また、それらは、明治、大正、昭和時代の工場を復元した動く展示物により、想像以上に工作イメージをつかむことができます。年代順に並べられた工作機械からは、明治時代の旋盤やフライス盤などの工作機械が海外からの輸入製品が多く、国内メーカーが必死に真似をして、技術開発力による独自性や付加価値創成の過程も見ることができます。古いものを振り返るという意味で、面白いのは、自動盤というもので、今ではコンピューター数値制御(CNC)による自由形状や自動化を行った工作機械が当たり前になっていますが、昔はリンクやカムなどの機構技術を駆使した自動化が行われ、この動作を見ることで自動化手法のヒントを得ることができると思います。そして、最近では、『パラレルメカニズム形工作機械』という言葉で説明することが難しい変わった同期6軸制御の工作機械も動作可能な状態で展示されています。これは、一般的な直交3軸(X軸、Y軸、Z軸)に回転軸(A軸、B軸、C軸)で構成された工作機械とは違い、不思議な動きをしますので、一見の価値があります。それ以外にも歯車を製作する工作機械、刃物を製作する工作機械、鉄道の車輪を製作する工作機械など数多くの種類と台数が動態保存という動かせる状態で展示されています。工作機械以外にも130歳を迎えた蒸気機関車や全長21メートルある大型展示物のガスタービン、青白く光るガラス製水銀整流器なども常時、ご見学いただけますので、皆様のお越しを心よりお待ちしております。