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在学生の方社会で活躍する日本工大卒業生 6

知識と技術を同時に学べるからこそ
将来のイメージを具体的に描けた

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大和ハウス工業株式会社 勤務
陳 嘉琪 さん
2016年 建築学科 卒業
東京都立上野高等学校出身

 総合建設会社に勤務して4年目になります。私は、建物全体のデザインに関わる意匠設計の部署に所属し、現在はホテルの設計・監理の仕事を担当しています。
 もともとデザインの世界に興味があり、内装や空間、色のコーディネートを考えるのが好きでした。当初は美術大学をめざしていましたが、高3の時に受けた職業診断で“デザインや建築の仕事に向いている”という結果に、建築学科に進んでみようと後押しされました。建築を選んだのは、卒業後の就職にもつながりやすいと考えたからです。
 日本工大に決めたのは、大学の施設や設備がとても綺麗で充実していたからです。都心の大学よりキャンパスが広々としていて、ここでなら4年間、建築の勉強に集中できると思いました。また“就職に強い”ということも大学選びの決め手になりました。
 大学の授業では、知識を丁寧に積み重ねながら、同時に専門的な技術も着実に身につけることができました。1学年から手を動かすものづくりに取り組めたことで、将来についても具体的にイメージを描くことができ、私の場合は、意匠設計や構造設計、設備設計など自分がどの道に進むべきか、迷いながらもじっくり考えられました。
 大学では、留学生と交流する機会やカナダ研修など、いろいろなチャンスに恵まれました。仕事でも新しい挑戦が大切なので、大学で様々なことにチャレンジする精神を培えたことに感謝しています。今は先輩と一緒にチームで仕事をする機会が多いですが、いつか自分の手でホテルや保育園を設計したいと考えています。