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日本工業大学の取り組み施設等実地調査

PDCAの適用によるサステイナブルキャンパス構築に向けた取り組み 〜教育・研究環境の向上に資するために〜

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現在、全国の大学で「サステイナブルキャンパス構築」を目標に掲げた様々な活動に取組んでいる状況があります。本学においても従来からのEMSをベースに教育・研究、環境(施設)、地域社会との連携に取組んできました。その中で、工学部である本学の施設は教育・研究活動を支え、また、本学における理念や目標を具現化するための基盤として極めて重要なものです。また、教育・研究活動と施設・環境は有機的連携を持って、はじめて大学として持つ本来の機能が発揮できます。そして、活発な教育・研究を展開するためには、施設・環境の整備はもとより、既存施設を最大限に有効活用し、効率的に管理・運営を行い、施設と教育環境の機能向上を図り、サステイナブルキャンパスとして構築することが求められます。

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実地調査の様子

上記趣旨にもとづき、本学ではサステイナブルキャンパスの更なる発展に資するため、教育・研究施設等の効率的・効果的な利用に向けた取組みを進めています。本取組みは、本学の環境マネジメントシステム(PDCA)を活用し、継続的改善による教育・研究環境の向上を図るとともに、安全性の向上にも十分、配慮し、全学的に展開していくことが望ましいと考えます。

本学では、本格的なサステイナブルキャンパス構築の一環として、教学系部門を中心として、教育環境の設備、また、キャンパス動線の安全や生態系を含めた外構整備状況などに目を向け、教育・研究活動との連携を密にしています。その一つとして学長以下、環境推進委員会は施設等の現況や利用状況を把握し、改善に向けた課題を抽出するため、平成18年7月20日から現在に至るまで実地調査を継続的に取組んでいます。

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平成18年7月20日機械工学系部門より開始した実地調査は、ISO14001の内部環境監査の手法を適用しています。

  • [P] PLAN(計画)

    環境推進事務局が主体となり、実地調査場所・スケジュールなどを作成します。

  • [D] DO(実施及び運用)

    トップマネジメント立会いのもと、施設の実地調査を行います。

  • [C] CHECK(点検及び是正)

    調査内容に基き、是正の要不要を決定し、改善すべき箇所には是正を促します。

  • [A] ACTION(定期的に見直し)

    是正すべき箇所があった場所に対し、適正に改善されたかを確認いたします。