
日本工業大学の取り組み社会・地域との連携
日本工業大学は1967(昭和42)年に宮代町に開学して以来、社会・地域連携活動を積極的に推進してきました。
ここでは、近年実施された連携事業を紹介します。
建築学科が春日部駅東口に整備した休憩スペースで「色とかたちを楽しむ段ボールユニット折り紙」のワークショップを実施

2022年3月27日(日)、春日部駅東口で実施された地域イベント「桜咲くマルシェ」にあわせて、建築学科の木下研究室と箕輪研究室が「色とかたちを楽しむ段ボールユニット折り紙」のワークショップを実施しました。
このワークショップは、誰もがものづくりを楽しめることをコンセプトとして箕輪研究室が開発した立体折り紙で、日本建築学会の「学生サマーセミナー2021」で優秀賞(セミナー時の作品名は「unity」)を受賞しています。今回のために、春らしい配色の折り紙を新たに300枚準備しました。
実施場所である「匠のフジダナヒロバ」は木下研究室が継続的に整備を進めている場所で、昨年度に本学地域連携センターの助成を受けて制作した日よけを設置しました。
当日は約100名の方が参加して、大勢の地域の方がものづくり体験をしました。
「認知症と宮代のまちづくりについて考える講演会・交流会」を開催

2022年3月22日、宮代町・宮代町社会福祉協議会の後援を得て本学主催で、「認知症と宮代のまちづくりについて考える講演会・交流会」が開催されました。
この活動を本学内で主導する建築学科 勝木准教授らのグループは、宮代町や同町社会福祉協議などとの定期的な会合を重ねてきました。この協議により「地元住民も含めた皆で専門家から話を聞いて、各々が意見を述べ合う機会が必要だ」との結論を得て、開催に至りました。
前半の講演会では、講師である徳田雄人氏による「認知症フレンドリー社会」をテーマとした講演は、幅広く意義の深いものでした。後半の交流会では、グループワークの形式を取り、「健常者として認知症フレンドリー社会に向けて自分は何ができるか」「認知症の当事者・家族として、どんな点に困難を感じているか」などを参加者同士で語りあうことができました。
福島県楢葉町のガバメントピッチイベントにおいて、 本学の学生が楢葉町との地域連携成果・ビジネスプランを発表
2022年3月14日(月)、福島県楢葉町で行われるガバメントピッチイベント(新規事業報告会)にて、本学建築学部の学生チームが町の協力を得て完成したビジネスプランのプレゼンテーションを行いました。
楢葉町では東日本大震災と福島第一原子力発電所事故による全町避難からの復興の過程で、帰還と移住の双方を推進するために、また、震災の記憶を将来世代に伝えるためにも、大学生などの若い世代と連携出来る活動を模索していました。本学では、地域課題を産学連携・社会貢献・学生の気付きや学びに結びつける観点から、楢葉町での取材・調査を行い、震災・原発被災からの復興をテーマとした授業を行う等の協力活動を行ってきました。また、本学では、以前から起業教育に力を入れており、授業「起業とビジネスプラン」では、履修生全員が各々のビジネスプランを作成し、その数は年間で数百プランにのぼります。
こうした経緯の中、本学建築学部の学生チームが空き家問題解決を目指して考案したビジネスプランである「我が家の思い出をアーカイビングするサービス」に、楢葉町をはじめとした復興地域の「心の復興支援」に発展できる可能性が見いだされました。「起業アイディア」という視点で協力するというユニークさと、実際に現地で試す・声を聴く姿勢から、本プランは学内外で高い評価を受けています。この成果物である「想い出アーカイビングの模型」は、楢葉町に贈呈しました。
無印良品 東武動物公園駅前店でプロジェクションマッピングイベントを開催

2022年1月22日(土)に、無印良品 東武動物公園駅前店で、プロジェクションマッピングのワークショップ「ひかるふしぎないきものをつくろう!」を開催しました。
カナダ・モントリオールでアーティストと地域住民が開催しているプロジェクションマッピングフェスティバル「MAPP_」の代表であるThien Vu Dang氏とYasuko Tadokoro氏を講師に迎え、「情報メディア工学科 小林研究室 卒研プレゼミ」の学生と、自由科目「地域活動リテラシー」を受講している学生が制作の指導と上映を行いました。
ワークショップでは、当日受付した一般の参加者を対象に、学生スタッフが講師として、タブレットを使ったアニメーションの制作指導を行いました。たくさんの子どもたちが保護者と一緒に参加し、それぞれタブレットを使って思い思いの「ひかるふしぎないきもの」を自由に描いてもらいました。夕方になり外が暗くなると、店舗の外を移動しながら、みんなで作った作品の上映会を行いました。無印良品 東武動物公園駅前店の床や屋根、壁など、様々な場所を利用し、プロジェクターを備えた自転車を使いアニメーションの上映をしました。寒い時期でしたが、参加した子どもたちは、自分たちが作ったアニメーションを追いかけて一緒に歩いたり、踏んでみたりしながら、楽しく体験することができました。
「堀江車輌電装杯第一回ユニバーサル野球日本選手権大会」リモート全国大会を開催

2021年12月26日(日)に、「第一回ユニバーサル野球日本選手権大会」が本学(埼玉県宮代町)を会場に開催されました。大会はトーナメント戦、5位6位決定戦です。全チーム、オンラインによるリモート参加でした。
「ユニバーサル野球」は年齢・性別・障害の有無にかかわらず誰もが平等に対戦可能な野球盤を使ったスポーツです。堀江車輌電装株式会社(本社東京都千代田区)が、特別支援学校小学部に通う野球好きの少年との出会いをきっかけに発明(特許第6729956号取得)しました。
本学14号館の1階エントランスホールを大会会場とし、この野球盤を設置しました。堀江車輌電装株式会社と情報メディア工学科粂野研究室(来年からデータサイエンス学科)で共同開発したリモート操作システムも併せて設置することにより、リモート参加することができます。
当日は、広島、東京、長野、埼玉、北海道の各地から、障害を持った子とその家族のチーム、高校球児チーム、国立障害者リハビリテーションセンター学院チームなど計8チームが参加しました。
夢を見つける!リアル体験教室

埼玉県青少年育成埼玉県民会議主催「夢を見つける!リアル体験教室」が2022年12月11日、本学の応用化学棟において開催されました。
本事業では子どもたちの夢の実現を応援するため、県内在住の小学4~6年生の児童を対象とした様々な職業の「学びと体験の教室」が開催されています。子どもたちは興味のあるテーマを選び、県内の企業、教育機関等において憧れの職業を体験することができます。
本学の体験テーマは「科学者になりたい」。講師は共通教育学群の佐藤杉弥教授、服部邦彦教授、梅谷篤史准教授、狩野みか准教授、鳥塚潔講師、佐藤由佳講師が務めました。
前半は「動き回る紙コップ」「LEDカラーライト」「ミニホバークラフト」「骨伝導スピーカー」の4テーマで工作実習が行われました。参加児童は希望のテーマを選び、動作原理などの説明を受けた後、教員や学生の指導を受けながら保護者とともに工作を楽しみました。
後半は4号館の大教室においてサイエンスショーが催されました。続いて「超!実験ショー」と題し、液体窒素を使った「超低温」、身の周りのモノを圧縮する「超高圧」、空気の威力を示す「超高速」の実験が披露されました。子供たちは目の前で起こる様々な現象に驚き、科学の魅力を体験しました。
みやしろ SDGs プロジェクト「かぼちゃEMOJI作品コンテスト」を本学が後援
宮代町の蛭田農園で採れたカボチャをつかい「かぼちゃEMOJI作品コンテスト」が開催されました。このイベントはNPO再生可能エネルギー推進協会が主催するもので、本学の情報メディア工学科 小林桂子准教授が作品の審査を行い、結果は2021年11月15日に発表されました。
また本学では、学生有志が身近な社会課題解決として行うワークショップ「SDGsキャンプin日工大」において、蛭田農園やNPO再生可能エネルギー推進協会の協力のもと実際に農家で行われているメタン発酵実験施設や不耕起畑を見学するなど、循環型農業における工学的役割を学んでいます。この様子は、メディアでも取材され中継されました。
利根川強化堤防森林ボランティアの草刈り作業

本学学生環境推進委員会は2014年から、利根川の堤防強化を目的として植えられたクヌギやナラなどの苗木の生長を促すための草刈りボランティアを実施しています。
2021年8月27日に2回目となる草刈りが実施されました。長年続けてきたこのボランティア活動について、実際に木の手入れや除草作業を行い、環境問題に取り組む企画の一つです。
2021年 夏休み子供向け体験教室を実施
小中高校の児童・生徒と保護者を対象としたものづくり体験教室が夏休み期間中に開催され、学部および共通教育学群の教員と学生が指導にあたりました。
理科や工業技術への興味喚起を目的とした講義、実験、実習、製作などバラエティに富んだプログラムが用意されました。参加した子供たちにとっては、夏休みの自由研究のテーマとして最適であり、大学キャンパスで大学教員から指導を受けられる貴重な機会となりました。
イベント名称 | 主な内容 | 実施日 | 参加数 |
---|---|---|---|
化学・環境・バイオサイエンススクール | 化学・環境・バイオに関する実験の体験 | 7/28(水) | 20名 |
中学生科学教室 | ペンデュラムウェーブの制作 | 7/31(土) | 19名 |
親子ものづくり教室 (2部制) |
二足歩行ロボットの製作など 4テーマ |
8/ 7(土) | 35組 70名 |
関東地区リフレッシュ理科教室 | 面白実験実演と体験、理科工作 (一部遠隔 ) |
8/ 7(土) | 15組 |
エンジョイ!夏の学び場 (春日部) |
ホバークラフト工作など 3テーマ |
8/13(金)~15(日) | 78名 |
夏休み!大学生とあそぼう! (宮代町) |
スライム作りなど | 8/18(水) 8/19(木) |
52名 |
夏休み理科実験教室 (宮代町) |
ボールと風船の浮遊実験など | 8/24(火)~26(木) | 160名 |
インタラクティブアートの体験イベントを実施

情報メディア工学科では、2021年8月7~8日の2日間、越谷市の児童館コスモスにおいてインタラクティブアートの体験イベントを実施しました。台風の接近が心配される中での開催となりましたが、児童館コスモスの職員の皆様のご支援のもと、のべ200名の子供たちや保護者の方々が体験できました。このイベントでは、情報メディア工学科 大山研究室の学生6名(担当:大山麻里教授)とフィジカルコンピューティング工房の学生5名(担当:新井啓之教授)が中心となり、卒業研究や実習の中で制作した様々な作品を展示しました。どの作品も、カメラやセンサ、コンピュータを活用することで、体験者が身体を使って操作し、楽しむことのできるものばかりです。
身体全体を使って遊ぶ音楽ゲーム(写真)など7作品で、下は3歳くらいの小さなお子様から小学校高学年くらいの子供たち、さらには保護者の方々にも楽しんでもらうことができました。
展示を行った学生達にとっても、自分が作ったものを実際に楽しんでもらえたことは貴重な経験となったようです。今後もこの活動は継続的に実施していきたいと考えています。
埼玉県環境部主催 「環境コミュニケーション」を開催

埼玉県環境部が主催する2021年度の「環境コミュニケーション」が、2021年6月21日、7月19日の両日にわたって本学を会場として開催されました。「環境コミュニケーション」は、企業等の事業所の化学物質の管理を始めとする環境活動をテーマに、県民・事業者・行政による意見交換をおこなって、相互の理解と信頼を深めることを目的にしています。本学での開催は9年目となります。
今回は、応用化学科の内田祐一教授担当による3年生授業「資源循環工学」の一環で、感染症対策を充分に講じた上で50名弱の受講学生が市民の立場として参加し、洗剤や化粧品大手メーカーの花王(株)ESG部門(兼)SAICM推進事務局によるリモート講演と議論を行いました。講演では、花王の環境調和活動の歴史の中から、生態系に影響を及ぼしかねない環境へ排出される洗剤の無害化技術や地球温暖化に対する低エネルギー製造技術開発、海洋プラスチック問題に対する新フォルム容器の開発などが紹介され、これらの興味深い内容に、参加学生から多くの質問が提示されて熱心な議論が行われました。
日本工業大学で環境コミュニケーションを実施した事業所一覧
年度 | 事業所名 | 所在地 |
平成25年度 | YKK AP株式会社 埼玉窓工場 株式会社トクホン 宮代工場 大成ラミック株式会社 本社・白岡第1工場 大成ラミック株式会社 白岡第2工場 大成ラミック株式会社 白岡第3工場 |
久喜市 宮代町 白岡市 白岡市 白岡市 |
平成26年度 | 藤倉化成株式会社 鷲宮事業所 アサヒプリテック株式会社 北関東事務所 |
久喜市 杉戸町 |
平成27年度 | 凸版印刷株式会社 幸手工場 株式会社トッパン・コスモ 株式会社トッパン建装プロダクツ 幸手工場 |
幸手市 幸手市 幸手市 |
平成28年度 | リンテック株式会社 研究開発本部研究所 | 蕨市 |
平成29年度 | 関東化学株式会社 草加工場 日東電工株式会社 関東事業所 |
草加市 深谷市 |
平成30年度 | 日本ワイパーブレード株式会社 光製薬株式会社 栗橋工場 |
加須市 加須市 |
令和元年度 | パイオニア株式会社 川越事業所 | 川越市 |
令和2年度 | ダイキン工業株式会社 草加事業所 | 草加市 |
令和3年度 | 花王株式会社 | 東京都墨田区 |
SDGsキャンプin日工大
「微生物の力で生ごみからエネルギーと肥料を造る実験設備」の現場見学会を開催
2021年6月24日(木)SDGsキャンプin日工大が行っているワークショップ(WS)の締めくくりとして、みやしろSDGsプロジェクト「顔の見える地産地消の食とエネルギーづくり」をテーマとしてNPO再生可能エネルギー推進協会が取り組んでいる実験場「バイオメタンガス発酵設備」の見学を行いました。
このWSは、本学LCセンターが開催した特集展示「いま知っておきたいSDGs」と同時に開催(5/17~6/26)されたもので、SDGsに興味の有る学生が集いSDG12(つくる責任つかう責任)食料廃棄物問題の解決に向け、毎週2日間に渡り開催してきました。
見学会前週(6/17)のWSでは、NPOの理事として本実験場の技術指導に当たっている本学の佐藤茂夫名誉教授を招き、生ごみからメタンガスが発酵するシステムや活用法、液肥が農業に与える有効性などの予備知識を学んだ上で24日の見学会に参加しました。
宮代町内の協力農家(蛭田農園)で行われたこの見学会には、日工大生の他、近隣企業(JT春日部)、行政(宮代町)の参加も得られ、SDGsを学ぶだけでなく地域連携の重要性や循環型農業の在り方などを学ぶ貴重な体験が出来ました。
地域の新型コロナワクチン接種予約手続きを学生がサポート
地元宮代町、隣の春日部市において本学学生がボランティアとしてワクチン接種予約手続きに協力しました。
本学学生は各日とも事前にPCR検査を受けたうえで予約申請会場に赴任しました。
宮代町では2021年6月7日・8日、春日部市では6・7月の延べ3日、スマートフォンやパソコン操作が苦手な高齢者に対し、希望日時を確認しながら予約代行作業を行いました。
市民の方々からは大変好評でした。また、宮代町でのサポートの様子はテレビや新聞などのメディアで紹介され、注目を集めました。
埼玉県雇用対策協議会と就職協定を締結

本学と埼玉県雇用対策協議会(渡辺伸治会長)は、2021年5月13日に就職協定を締結しました。急速に進みつつある産業構造の変革に対応し、地域社会へ貢献するための相互連携を図ることが目的です。このため「産官学」の連携として埼玉県産業労働部、雇用労働局(官)も交えた場で成田健一学長(学)と渡辺伸治会長(産)が調印式を行いました。
その後、埼玉県庁内の県政記者クラブにおいて報道関係者に対して今回の就職協定の目的、今後の期待される取り組み等について会見を行い、日本経済新聞、朝日新聞、産経新聞、埼玉新聞、日刊工業新聞の5社から取材を受けました。各新聞社からは期待される効果、具体的な取り組み方法、本学学生の埼玉県内の企業への就職状況等についての質問があり、本学卒業生の特質や就職状況についてPRすることもできました。
中堅・中小企業の技術者に対するITに関する再教育の場の提供、インターンシップの受け入れ先といったgive and takeの関係構築が期待されます。
地域連携センター共催「東武鉄道沿線連携勉強会(第6回)」
2021年2月11日(木)、地域連携センターが共催した「東武鉄道沿線連携勉強会(第6回)」がオンラインで開催され、発起人の一人でもある地域連携センター長である建築学科の佐々木誠教授が参加しました。オンラインでは140人以上が参加しました。
この事業は、東武鉄道沿線連携勉強会主催の各地で活動する有志による勉強会です。東武鉄道沿線においては、時代背景等を的確に踏まえた官民連携によるまちづくりの機運が高まっており、この勉強会も情報交換の場として回を重ねています。
今回は、幸手市・杉戸町・宮代町・春日部市の4つの周辺自治体が後援して行われ、勉強会では、宮代町・幸手市・岩槻区・千住からの取組み報告や、沿線各エリアからの報告を交えたクロストークなど、コロナの経験を経た2021年以降の新時代について、課題や展望を話し合いました。
勉強会については、広域春日部圏のビジネス&カルチャーニュースをお届けするインターネットの情報配信サービス「春日部経済新聞」にも掲載されています。
障害者の視点から見た360度VR映像の制作

情報メディア工学科の学生達が大山麻里教授と松田洋准教授のもと、車いす利用者の視点を映像化する「こころのバリアフリーVR(仮想現実)映像」の研究・制作を進めてきました。 これは東京都北区からの依頼で、「北区バリアフリー基本構想」に基づいたものです。
今回の映像は「お店(コンビニ)の中での体験を再現していて、本学の学生・教員・北区の職員などが配役となり、主人公である車椅子利用者に対して、配慮のある行動をとる場合や、配慮に気がつかない場合などを、学生制作のシナリオに従って熱心に演じました。主人公には、脚に障害のある当事者が出演してくれました。車椅子利用者の体験や気持ちがわかるように、小型の360度ムービーカメラを車椅子利用者の視点位置にとりつけるなど工夫しています。
2021年1月に「こころのバリアフリー VR映像」は編集も完成し、「悪い例」「良い例」の対比できる2つのVR(360度)映像コンテンツの配信がされました。1月28日以降、「北区BF基本構想の区民部会」でこの2つのVR映像の試聴会が数回開かれ、障害者支援についての関係者である区民部会のメンバーにアンケートを取りました。より判りやすくするための改善点もありましたが、おおむね高く評価されました。
「新井白石」小・中学生プログラミングコンテスト

君津市・白岡市友好都市協定記念「『新井白石』小・中学生プログラミングコンテスト2020」が開催され、2020年12月23日に表彰式が行われました。
本コンテストは江戸時代の政治家・学者である新井白石の功績を称えるとともに、新井白石が縁で千葉県君津市と埼玉県白岡市との間で2020年8月に締結した友好都市協定を記念して開催されました。白岡市は本学キャンパスが所在する宮代町に隣接し、本学との地域交流も盛んです。本学は同コンテストの後援として参画し、情報メディア工学科の山地秀美教授が審査委員長を務めました。
プログラミング教育は令和2年度から小学校で必修化されている。子ども達が秘めている可能性を発掘し、将来の社会で活躍するきっかけとなることが期待されます。
幸手市と包括的連携協定 協働で地域づくりを推進

2016年(平成28年)3月17日、本学と埼玉県幸手市は包括的な連携協定を結んだ。目的は地域の人材や資源を活かし協働によるまちづくり、地域づくりの推進を進めるとともに、地域振興の充実を図ることにあります。
主な取り組みの例として①日光街道幸手宿まちなか回遊観光推進事業への参画がある。これは年間を通じて人気の高い県営権現堂公園の観光客を、まちなか【幸手宿】に回遊し、中心市街地の活性化を目指す事業に、本学が参画し、まちなかの魅力を再発見するPRの手法等の検証に取り組むものです。
更に②公共施設アセットマネジメントへの参画がある。幸手市は公共施設の総合的かつ計画的な管理を推進することを目的として、平成28年度中に公共施設等総合管理計画を策定しました。本学は老朽化した幸手市役所本庁舎の耐震化に向けた助言・提言も行う予定だ。この他本学生の幸手市役所へのインターンシップの受け入れなども計画されています。
調印式は本学で行われ、成田健一学長と渡辺邦夫市長がそれぞれ協定書に署名し協定が締結されました。今後の展開が期待されます。
杉戸町との包括協定を締結

2015(平成27)年4月16日(木)、本学と杉戸町との間で、「杉戸町と日本工業大学との連携に関する協定書(包括協定)」が締結されました。 この協定は、生活圏である本学と杉戸町との密接な連携により、杉戸町の地域課題に迅速かつ適切に対応し、更なる魅力あふれる地域の創生を目指し、活力のある成長するまちづくりの発展に寄与することを目的としています。
また、平成28年に開宿400周年を迎える杉戸宿の魅力を活用した賑わいづくりのほか、健康、子育て、環境、教育をはじめ様々な分野で、人的・知的資源の交流・活用を図ることが期待されています。
春日部市との包括協定を締結

2010(平成22)年2月12日(金)、本学と春日部市との間で、「春日部市と日本工業大学との連携に関する協定書(包括協定)」が締結されました。両者が密接に連携・協力し、工学技術を生かして地域の課題に迅速かつ適切に対応、活力ある個性豊かな地域社会の形成と発展に寄与することを目的としています。具体的には建築・都市のデザイン、都市・住環境の向上、生涯学習の推進などで連携します。
宮代町と包括協定を締結、活力あるまちづくりで恊働

2008(平成20)年11月25日、本学と宮代町との間で、活力ある個性豊かなまちづくりの発展に寄与することを目的に「宮代町と日本工業大学との連携に関する協定(包括協定)」が締結されました。当日は、宮代町から榊原町長、桐川教育長、矢嶋副町長等が本学に来学し、本学からは柳澤学長、原副学長、梅崎学生支援部長、藤田総務部長等が出席した。調印式では、学長、町長の挨拶に続き、握手とともに協定書が交換されました。
これまで、本学と宮代町との間では、町の各種委員会の委員として本学教職員が委嘱されているほか、学友会館等、本学施設の町民への開放、さらには、2008年4月の「災害時における相互協力に関する協定書」締結など、数々の協力が図られてきました。しかしながらこれらの連携は担当者レベルでの協力関係であった面も否めないが、このたびの包括協定締結により、組織相互の協力関係が構築されます。今後は両組織の幹部による「連絡推進会議」を新設し、具体的な検討を図っていきます。
宮代町との協定「災害時における相互協力に関する協定」を締結

2008(平成20)年4月4日、本学と本学の所在する宮代町との間で「災害時における相互協力に関する協定」を締結しました。当日は、宮代町役場において本学大川陽康理事長、宮代町榊原一雄町長が出席し、協定書に署名しました。この協定締結により、万一甚大な災害が発生した場合には、本学キャンパスを避難場所として提供することはもとより、学生等による積極的なボランティア活動が行われること等も期待されています。
*以下は参考データとなります。
2016 (H28) |
3月17日 | 幸手市と包括連携協定 (日工大通信201号4面) |
---|---|---|
2015 (H27) |
4月16日 | 杉戸町と包括連携協定 (日工大通信195号1面) |
2010 (H22) |
2月12日 | 春日部市と包括協定締結 (日工大通信166号2面) |
2008 (H20) |
11月25日 | 宮代町と包括協定締結 (日工大通信156号4面) |
2008 (H20) |
4月4日 | 宮代町と「災害時における相互協力に関する協定」を締結 (日工大通信153号4面) |
2007 (H19) |
12月25日 | 「大学によるリカレント教育」共同実施、埼玉県と協定書締結 (日工大通信151号4面) |
2006 (H18) |
10月27日 | 「きらりびとみやしろ」と相互支援協定を締結 (日工大通信143号3面) |